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2021年09月01日

セラミックのお話-審美歯科を学ぼう

和光市 歯医者 和光市デンタルオフィス セラミック

さて、今日は「セラミック」治療についてのお話です。

セラミック治療についてのまとめ

セラミックについては上記リンクのページを参考にしていただければと思いますが、

簡単にご説明しますと、

セラミックの素材には大きく2つ存在し、以下のような特徴があります。

<emax:ガラス系セラミック>

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[メリット]

・白すぎず透明感があり、仕上がりは自然で、写真映りにも影響がない

[デメリット]

・強度的にはジルコニアに劣るため、割れるリスクがある

 

<ジルコニア:酸化ジルコニウム(ナノテクノロジーセラミック)>

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[メリット]

・透明感は劣るが内側の歯の色などが透けにくく輝く白さがある

・強度はemaxの2倍以上で非常に割れにくい

[デメリット]

・白さが少し強調されたり、写真写りでは少し光の反射で目立つ場合もある

では、色について見てみましょう。

和光市 歯医者 和光市デンタルオフィス セラミック

言われてみたら確かに違いますね。。

ジルコニアの方が白さが際立っているように見えます。

では、強度を比べてみましょう。

和光市 歯医者 和光市デンタルオフィス セラミックとジルコニア

確かに強度は大きく差が出ています。。

これを見てしまうと、

やっぱりジルコニアがいいのかな・・・

と思われる方もいるかもしれませんね。

 

ただ、

現在はこのジルコニアとemaxの中間の強度で

ジルコニアでありながら透明感のある新素材も出てきているので

歯の部位と噛み合わせなどから総合的に

担当医と相談して決めていただく方がよろしいかと思います。

 

院長の個人的な見解ですが、

・詰め物の表面積が大きい(大きな詰め物になる)場合

・噛む力が大きくかかり、噛む相手の歯に硬い素材が入っている場合

・歯ぎしり、食いしばりなどの心当たりがある場合

は迷わず「ジルコニア」を選択することをお勧めいたします。