診療案内
SERVICE
Ceramic セラミック
あなたは、知らない間に“銀歯・プラスチック”を入れられていませんか ?
これまでの”歯医者さん”では、「虫歯は削って、どんなに深かったとしても保険適用の“銀歯や“プラスチック”をひとまず詰める。」ということが当たり前に行われてきました。事実、これは現在の保険治療でも認められている治療法ですが、実は50年以上も前から変わっていない治療法になります。海外の虫歯は大幅に減少していく中、なかなか日本人の虫歯、抜歯の数が減っていかないのは、この安易に入れてしまった“銀歯”や“プラスチック”が大きな原因と言われています。なぜならば、それらが劣化し、さらにその下に2次カリエス(2次災害のように起きる虫歯)が高確率で起きるからです。銀歯やプラスチックが劣化したらどうなるの?
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銀歯の内部に虫歯が再発
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プラスチックの下に虫歯が再発
劣化した銀歯やプラスチックは
多くの悪影響を生み出します
- 金属、プラスチックと歯のスキマから虫歯が必ず再発する(2次カリエス)
- 表面に傷や汚れがつきやすく、強い口臭の原因になる
- 金属成分が溶け出し、歯ぐきに色素沈着が起きる(メタルタトゥー)
- 金属アレルギーがある方は、口腔癌の発生原因にもなり得る
- 金属や変色したプラスチックは不衛生にみえる
そもそも人間は金属など一切持たずに生まれてきます。
その異物が何十年かけて体内に溶け出し無害であるはずがないのです。
もちろん浅い部分であれば、一時的に保険適用のプラスチックや銀歯を選んだとしても、定期検診でしっかりチェックしていけば、その後の2次カリエスも軽度で済むでしょう。しかし、すでに深い部分であれば、気づいた時には2次カリエスはすぐに歯髄(神経)まで及び、歯根まで広がってしまえば、あっという間に「抜歯」となってしまいます。
当時セラミックのような劣化の少ない素材にしておけば、ご自身の天然歯を残せる可能性があったにも関わらず、実は非常に勿体無い判断をしてしまっているのです。
当院では、深い虫歯であれば、2次カリエスの可能性を考えた上で必ず患者様に素材はご相談するようにしておりますので、どうか長い人生をご自身の歯を1本でも多く残していけるような選択をしていただきたいと思います。
当院はできるだけ人体に悪影響のない
“メタルフリー治療”をご提案
セラミックは、歯科に特化した特殊な“陶器”であるため、ご家庭にあるようなお皿よりもかなり硬い素材でできており、もちろん“銀歯”・“プラスチック”のようなデメリットは少なく、非常に高寿命です。
1.厳選された“身体に優しい
”セラミック素材をご用意
身体に優しい素材を厳選してご提案
実は、セラミックの中でも人それぞれで最適な材質は変わってきます。
- ご希望の色調
- 歯の変色の有無
- 対合歯(かみ合う歯)の材質
- 歯ぎしり、食いしばりの有無
などは、素材を選ぶ上で大事な情報になってきます。
上記の情報と患者様のご要望に一番合うものを担当医と歯科技工士が選択しますので、まずはお気軽に完成のイメージをお伝えください。
セラミックは、“2種類”に大別される
■ジルコニア(酸化ジルコニウム)
薄くて硬くて強度があるため、歯をあまり削らなくて済み、高寿命です。
一般的に、e-maxに比べ、2-3倍の強度を有しているので、
詰め物の表面積が大きく割れやすい、かむ力が強い、歯ぎしりがあるケースでは、ジルコニアの方が向いています。
ただし、若干、色合いが白っぽい印象なので、自然な色合いを求める場合は、e-maxの方がいいかもしれません。
■e-max(ガラスセラミック)
e-maxは、ガラス系のセラミックです。色合いは透明色が強く、自然な仕上がりをご希望であれば、こちらが向いています。例えば、1本だけ前歯を綺麗に治す場合は、こちらをお勧めします。
ただし、強度は通常のレベルなので、欠け、割れが予想される部分には使用できないケースがございます。
セラミックの一般的なリスク
・金属単体のつめもの、かぶせものに比べ、セラミックの厚みを確保するため、若干ですが、歯を削る量が増えます。(ただし、e-maxではなく、ジルコニアにすれば削る量は多少減らせます)
・個人差や部位で異なりますが、ごく稀に欠けたり、割れたりすることがございます。
(ただし、当院は「欠け」「割れ」に関しては、無料保証がございます)
2. 患者様の理想をしっかりと表現する
“技術力”
目に見えないところまで妥協なくこだわるからこそ
本当に満足してもらえるものができる
当院では、セラミック治療が長期的に安定した結果を生むよう、主にマイクロスコープや歯科用ルーペを用いた精密審美治療を実践し、法人内外問わず、複数の歯科技工所と密に連携をとりながら製作を行っております。
当院のセラミック治療を支える
2つの強み
■マイクロスコープ
4K画質&最高倍率80倍の拡大視野を実現
被せ物と歯との隙間が極力発生しないように綺麗な形態へと歯の形を整える際に肉眼で確認しているのか、マイクロスコープで確認しているのか、では大きく結果が異なります。もし不揃いな凹凸が少しでも残っていれば、それは誤差として型取り以降の製作模型、さらには完成品にも影響を及ぼします。たったわずかの隙間から細菌の侵入を許すことがあれば、セラミックといえどもその下に虫歯ができてしまいかねません。そのため、マイクロスコープを用いた最終チェックはかなり重要なポイントになります。
■高倍率ルーペ
歯を無駄に削らず正確で速い治療をサポート
ルーペを常に着用することで、肉眼では見えないレベルまで劣化した人工物や虫歯を完全に除去し、スピーディにあらゆる角度から理想的な歯の形に仕上げることができます。当院では、歯科医師だけでなく、歯科衛生士までルーペを着用して治療にあたっているため、セラミック治療の治療開始からその後のメンテナンスまで精度の高いパフォーマンスが発揮できております。
セラミック治療の製作の流れ
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カウンセリング
まずカウンセリングルームにて患者様と模型や参考症例をお見せしながら、症例相談をしっかりさせていただきます。そうする中で患者様が漠然と描いているイメージをはっきりさせていき、その上で納得できるご提案をいたします。
「これならやってみたい!」と思っていただいたところで初めてご契約、治療開始となります。 -
セットアップ模型/仮歯でのイメージのすり合わせ
歯科用ワックス(ロウ)で完成後の形態を作ったものを「セットアップ模型」と言います。セットアップ模型は、仕上がりの形態にかなりこだわりたい患者様に向いており、歯を削ることなく模型上で完成後の歯のイメージができるのでとてもお勧めです。そして、仮歯でイメージを確認したい場合は、完成品を作るプロセスで実際に仮歯を製作して何度も確認していきます。
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歯の形成、シリコン印象(口腔内スキャナー)
まず、つめもの、かぶせものが行えるよう歯の形を整えます。
神経がある歯は治療中しみる可能性があるため、あらかじめ麻酔を行います。
そしてその形を精度の高いシリコンで型取りをする、もしくは口腔内スキャナーでスキャンを行います。 -
提携する歯科技工所での製作
法人内のラボだけでなく、国内で確かな実績を誇る歯科技工所に発注し、最短の納期で到着するよう手配をいたします。顔のわかる技工士と密接に連絡を取り合って製作を行っているため、患者様の希望される製作物の種類、色調、形態、精度においてエラーがないようチェックを細かく行うシステムを整えております。
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患者様へご提供
まず完成品を試適します。そして、適合性、色調、形態、全てにおいて患者様のイメージと相違がないか念入りに確認を行います。
素材によっては実際に患者様に装着して1週間程度仕上がりを経過観察してもらう期間を設けることが可能な場合もございます。
レジセムEX &トライインを導入!
耐変色性に優れていて、S-PRGフィラーからフッ素イオンを含む6種のイオンが放出されるレジセムEXという接着剤を使用しております。
これらの6種のイオンは酸中和能があり、2次カリエス予防に大きく効果があります。
またクリア色・アイボリー色・オペーク色の3色全色をご用意していますので色合わせにも困りません。
さらに、完成品の色調に接着剤の色が悪影響を与えないかを事前に確認するため、各3色に対してトライインペースト(水溶性試適用ペースト)もご用意しておりますので、他院とはレベルの違う完成度を実現できる環境があります。
3. “審美セラミック症例”に強い
歯科医師が監修・在籍
患者様の様々なニーズに応える豊富な
審美症例実績を誇ります。
インプラント・矯正治療よりも、セラミック治療はもっと身近なニーズに対応できます。
例えば、
- 短期間で“前歯をきれいに整えたい”
- 歯をもっと“白くしたい”
- 笑った時に見える“銀歯を見えないようにしたい”
- “よく欠けるプラスチック”の部分を欠けないようにしたい
- “変色したプラスチックの色”が気になる
- “神経が死んでいる歯の変色”を隠したい
そういったご希望があればお気軽にご相談ください!全てセラミック治療で改善できる可能性があります!
セラミックの症例
Case 1
主訴 | 前歯が良く欠ける。神経のない歯の変色が気になる。 |
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方法 | 最小限の歯質削除量で形成のうえ、ジルコニア素材で被せる。 |
期間 | 3週間 |
費用 | ジルコニアエステティック15万+(税)×2本 ▶[審美まとめて割キャンペーン]でさらに5%OFFに!!! |
リスク・副作用 | 神経がある歯の治療直後の一時的な知覚過敏 |
コメント | 歯ぎしりがあるのに加え、歯の変色もあったため、透けづらいジルコニア素材を選択しました。前歯など自然な仕上がりが求められる場合はジルコニアだと難易度が上がってしまうのですが今回はジルコニアエステティック素材でうまく合いました。 |
Case 2
主訴 | 右下の銀歯が取れた。しみる。 |
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方法 | 最小限の歯質削除量で形成のうえ、ジルコニア素材で被せる。 |
期間 | 1週間 |
費用 | 12万+(税)×1本 |
リスク・副作用 | 神経がある歯の治療直後の一時的な知覚過敏 |
コメント | 大きな詰め物が取れたが、残りの薄い歯質を守るため被せ物へ設計変更。ジルコニアの人工的な白さは多少感じるが、概ね満足のいく仕上がりとなりました。 |
Case 3
主訴 | 神経のない前歯が年々変色してきて気になっている。 |
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方法 | 変色が透けないよう十分な厚みを確保し、低透過e-max素材で被せる。 |
期間 | 4週間 |
費用 | 15万+(税)×1本 |
リスク・副作用 | 神経がある歯の治療直後の一時的な知覚過敏 |
コメント | 自然な仕上がりを最優先しガラス系e-max素材を選んだが、内部の変色が透けないように技工所と試行錯誤し、少しずつ違和感のないものへと近づけていった。 |
当院のセラミック治療の費用
つめもの
ジルコニアインレー | ジルコニア素材 | ¥80,000 (税込¥88,000) |
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セラミックインレー | e-max素材 | ¥60,000 (税込¥66,000) |
ダイレクトボンディング | 審美強化プラスチック素材 | ¥20,000〜30,000 (税込¥22,000〜33,000) |
かぶせもの
ジルコニア/セラミックプラチナ | 衛生的で高寿命 かつ 最高強度とグラデーションを両立(歯科技工士の立会可能) | ¥180,000 (税込¥198,000) |
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ジルコニア/セラミックエステティック | 複数の陶材を使用し細かな色調を再現できるため、天然歯に近い透明感を持つ | ¥150,000 (税込¥165,000) |
ジルコニア | 強度があり、変色しない最低限のグラデーションがついた層状のジルコニア | ¥120,000 (税込¥132,000) |
セラミック | 天然歯と馴染みやすい透明感のあるe-max | ¥100,000 (税込¥110,000) |
ジルコニアエコノミー | グラデーションがない単色のジルコニア | ¥90,000 (税込¥99,000) |
備考 |
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当院は埼玉県最大規模の医療法人の為、比較的安価・適正価格にて提供できます。 ※毎月のキャンペーン・割引サービスもCHECK! |
当院はあらゆる決済方法がございます。担当スタッフにご相談ください。 デンタルローン手数料は業界最安でのご案内ができます。 |
セラミックは本当に“高い”のか!?
セラミックのつめもの、かぶせものは確かに“初期費用”は大きく見えると思います。 しかし、仮に最低20年持つと考えたら、セラミックインレーならば総額を÷20すると、年間3000円程度。わずか“月額250円”程度の出費となります。(携帯やネット通信費:月額7000-10000円) もし数年後に“銀歯”の下に虫歯が再発しもし歯を失えば、それこそ1本30-50万近く治療費はかかります。(インプラント治療:30-50万円)また、“銀歯”によって口腔癌になってしまった場合はもちろんそれ以上の費用が必要になってくることでしょう。 そういったリスクを考えてみると、初期費用のお支払い方法だけ工夫ができるのであればセラミック治療は“身体に優しく”、“経済的”です。 こういったものはご自身の身体の中に何十年と入れ、毎日使うものです。長い目で見れば決して“高い”治療ではありませんし、セラミックを入れることで実は今後の病気の予防とコストカットができているのです。
保険適用の白い歯は?
はい、当院では保険適用にて“CAD/CAMクラウン,インレー(白い歯)”を製作することができます。2015年頃から今日に至るまで徐々に適用部位が増えております。低価格で銀歯を使用しなくても済む選択肢ができたことは大きなメリットとも言えるでしょう。ただ、こちらの白い歯はあくまでプラスチック(レジン)であり、セラミック素材に比べ、かなり強度に乏しく、年々経年劣化をしていきます。そのため、歯ぎしり・食いしばりがあるような患者様は「すぐに割れてしまう」可能性が高く、基本的には不適応となります。また、歯のすり減りが大きく正しい形態を長期にわたって維持できないため、噛み合わせの異常・顎関節症を引き起こすリスクもあります。まずはご自身の場合に適用可能かどうか担当医へお気軽にご相談いただければ幸いです。