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CASE・BLOG

2022年05月16日

虫歯の発生は「4つの要素」が関わっている

 

今回は“虫歯の発生原因”についてご説明していきましょう。

今回のお話は「カリオロジー」という分野ですね。

 

「虫歯はなぜできるのか?」

 

それをしっかり答えられる方って

実はとっても少ないと思います。

 

(恥ずかしいことに、研修医時代の私もよく理解できていなかったんです・・・)

 

Aさん「ん?甘いもの食べているとなるんでしょ?」

Bさん「虫歯になりやすい人、なりにくい人がいるって聞いたことがある」

Cさん「セラミックが虫歯になりづらいから良いっていうのは友人が言ってた」

 

周りに聞いてみても

こんな感じで

ぼんやりとした回答しかきっと得られないと思います。

 

実は、

虫歯の発生原因はですね、

以下の相関図で成り立っています。

 

①歯の質

②糖質

③細菌

④時間

どれかが不利に働くと、虫歯はどうしても出来てしまうのです。

 

具体例を挙げれば、

①歯の質:歯の強度、人工物の表面性状(=後述するプラークの発生しやすさに関わる)

②糖質:特に砂糖に含まれるショ糖の存在

③細菌:虫歯の原因菌(ミュータンス)の数

虫歯の原因菌は、歯の表面で増殖し、プラーク(病原性バイオフィルム)を形成

→プラーク中で糖質を栄養とし、酸を放出→結果、歯が溶ける(脱灰)

④時間:口腔内のpHの推移

でしょうか。

 

それならば

原因がわかったところで

虫歯予防をするためには、それぞれに対策を講じなければいけませんね。

 

では、その予防策とは何でしょうか・・・?

 

①の予防対策:フッ素で歯質強化/出来るだけセラミックなどの高寿命・低劣化の人工物を選ぶ。

<注意>極力、プラスチックや銀歯は避ける。

 

②の予防対策:甘いものを出来るだけ避ける もしくは 食後はよく水でゆすぎ、糖分を残さない。

 

③の予防対策:細菌が潜むプラークは「ブラッシング(歯磨き)」で機械的に除去する。

 

↑これがプラーク(歯垢)。<注意>プラークはリステリンなどのうがい薬などでは除去できません。

(注)プラークは食べカスの残りではありません。

 

④の予防対策:「◯◯◯改善」を心がける。

 

さて、ここは何が入るでしょうか・・・?

 

少し難しいかもしれませんが、

ここでこの図をご覧ください。

食べ物がお口に入った瞬間に

①、②、③にかかわらず、

お口の中は中性から酸性に傾き、歯はミクロの世界で溶けているんです(=脱灰)

ただ私たちの唾液には、すごい働きがあって

緩衝能(唾液を中性に保つ成分)があるため、

自然に中性に戻っていくことで歯の脱灰がストップするわけです。

ただ、食事をする頻度が高い方は

この緩衝能が追いつかず、

1日に何時間もお口の中が酸性になったままになりますので

一気に歯が溶けていくんです。

(例)

チロルチョコ30個を一気にたべる人よりも、

チロルチョコ1個を30回ずつたべる人の方が圧倒的に虫歯になりやすい!

というのは、とても面白い理屈にはなります。

 

もうお分かりでしょうか?

④の予防対策:「食生活改善」を心がける。

これが正解です。

 

セラミック/ゴールドなどの優秀な高品質な詰め物をどれだけ入れたとしても

食生活が悪ければ

あっという間に虫歯になってしまいます。

↑ゴールドの詰め物は劣化しませんが、残念ですが境目に虫歯ができています。

↑外したらもっと内側で広がっています。

 

おそらく、この方は①の予防対策としては◎でしたが、

それ以外の予防が疎かになっていたのでしょう。

他院で入れてもらったゴールドの詰め物は

当院でもう一度やり直すことになりました。

 

当院では

その後の虫歯予防についてもいろんな面でケアをしていきますので

現在は再発もなく落ち着いて経過をたどっています。

 

皆さんはいかがでしょうか?

 

以上、今回はカリオロジーについての投稿でした。

 

虫歯の発生原因を理解しておかなければ

予防できないのは当たり前のことですよね。

 

本気で虫歯の予防をしていきたい方は

和光市駅前の総合歯科ステーションの当院までご相談ください。

 

和光市駅前にて

10-20年先を見越した

ワンランク上の歯科医療を日々実践しております。

(保険治療・自費治療問わず)

 

今回の投稿が

多くの方々に役に立つことを心から願っています。

 

和光市デンタルオフィス院長 古川