和光市デンタルオフィス
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2022年10月10日

セラミック矯正-歯並びを治す-

今回は

「上の歯並び」についてご相談にいらっしゃった方をご紹介します。

正面からは

特に気にならないかもしれませんが、

この方は

・右上2番の歯が生まれつき存在しない

・左上2番の歯が矮小歯(通常の歯より小さい)であり、かつ、左上3番の歯がない

という問題を抱えていました。

和光市 歯医者 和光市デンタルオフィス セラミック

右側 確かに隙間がありますね。

和光市 歯医者 和光市デンタルオフィス セラミック

 

当院としては、

「矯正治療を行った上で最終的な歯並びを考えた方がいい」

という提案をさせていただいたのですが、

もともと、歯がないことと左右非対称の歯が存在しているために

「本格的な矯正+セラミックで被せる」

となると、どうしても治療費用が上がってしまい

患者様としては受け入れられない条件になってしまいました。

 

そこで、

患者様としっかりカウンセリングをした結果、

セラミック矯正(歯の形を削って整え、セラミックを被せて歯並びを改善する方法)を

今回は選択することとなりました。

 

和光市 歯医者 和光市デンタルオフィス セラミック

 

歯の内側には染みる部分があるのですが、

そこが見える部分まで削る必要があるため、麻酔は必ず行います。

麻酔をすれば全く無痛で治療が可能です。

歯の角度を大きく補正する必要がある場合は

「歯の神経をとる」必要が出てくるのですが、

今回のケースは神経は温存し、歯に出来るだけ負担がかからないように配慮した設計です。

 

形を整え、

このうえにご自身の歯の色に近いセラミックを選択し、被せていきます。

 

和光市 歯医者 和光市デンタルオフィス セラミック

和光市 歯医者 和光市デンタルオフィス セラミック

和光市 歯医者 和光市デンタルオフィス セラミック

 

患者様のご希望に沿えたようで

とても喜んでいただけました。

 

歯の角度補正はそこまで大きくなく、

神経に大きな負担がかからないで

・歯の隙間

・歯の大きさ

こういったアンバランスさを短期間で治すことができるケースならば

「セラミック矯正」が選択肢の一つであってもいいとは思います。

 

 

※セラミック矯正が否定されがちなのは、

「歯並びを治すために無理な歯の角度補正を大幅に行い、歯の神経を何本もとってしまう」

という一部の治療方法が問題視されていると考えてもらえばいいでしょう。

当院ではこの点についてもしっかりと注意喚起を行い、

患者様のご希望に沿う治療計画をご提案しております。

 

 

和光市駅前で本格的な審美治療をお考えの方は

当院の院長までご相談ください!

 

[情報]

患者:N.T様

主訴: 前歯の歯並びを治したい 他の歯医者でセラミック6本も勧められて金額に驚いている

方法:右上3と左上2(矮小歯)を支台歯形成の上、カンチレバージルコニアクラウンを補綴する

通院回数:3-4回程度(形を整え仮歯の装着、仮歯の調整とヒヤリング、型取り、装着になります。)

治療期間:3週間

費用:99000円(税込)×3

副作用とリスク:可能性は著しく低いが、治療時の局所麻酔中毒及びジルコニアの将来的な破折