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2024年06月09日

冷たいものがしみる!知覚過敏の原因と対処法

知覚過敏って?

和光市 歯医者 和光市デンタルオフィス 知覚過敏
知覚過敏とは 

知覚過敏(ちかくかびん、dental hypersensitivity)とは、歯の象牙質が露出し、刺激に対して過敏に反応する状態を指します。象牙質はエナメル質の内側に位置する層で、無数の微細な管(象牙細管)が通っています。これらの管は歯髄(歯の神経や血管がある部分)に繋がっており、外部からの刺激が象牙細管を通じて歯髄に伝わることで痛みを感じます。この状態は、温度変化(冷たいものや熱いもの)、甘いもの、酸っぱいもの、さらには空気や歯ブラシの摩擦に対して痛みや不快感を引き起こします。知覚過敏は一時的なものから慢性的なものまでさまざまであり、その原因や対策について詳しく理解することが重要です。

知覚過敏の原因とは?

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知覚過敏の原因 

知覚過敏になる原因は多岐にわたります。以下に、主な原因を詳しく説明します。

1. エナメル質の摩耗

エナメル質は歯の外側を覆う硬い保護層ですが、以下の要因によって摩耗することがあります。

  • 過剰なブラッシング: 強い力で歯を磨くとエナメル質が削れます。
  • 硬い歯ブラシの使用: 硬いブラシはエナメル質にダメージを与える可能性があります。
  • 研磨剤の多い歯磨き粉: 過度に研磨作用のある歯磨き粉は、エナメル質を削り取ることがあります。

2. 歯ぐきの退縮

歯ぐきの退縮によって、象牙質が露出しやすくなります。

  • 歯周病: 歯周病は歯ぐきを後退させ、歯根の象牙質が露出する原因となります。
  • 不適切なブラッシング: 歯ぐきを傷つけるようなブラッシングは、歯ぐきの後退を引き起こします。
  • 加齢: 年齢を重ねると自然に歯ぐきが下がることがあります。

3. 歯の摩耗

歯ぎしりや食いしばりは、歯の摩耗を引き起こし、象牙質を露出させる可能性があります。

  • 歯ぎしり(ブラキシズム): 寝ている間やストレス下で歯を強くこすり合わせることが原因です。
  • 食いしばり: 集中したり、緊張したりする際に無意識に歯を食いしばることです。

4. 酸によるエナメル質の溶解

酸性の食品や飲料はエナメル質を溶かしやすくします。

  • 酸性飲料: 炭酸飲料やスポーツドリンク、果汁飲料など。
  • 酸性食品: 柑橘類、酢を含む食品など。

5. 歯科治療や外傷

特定の歯科治療や外傷が原因で知覚過敏が生じることもあります。

  • ホワイトニング: ホワイトニング治療後に一時的な知覚過敏が生じることがあります。
  • 歯のクラック(亀裂): 外傷や過度の咬合力により歯に亀裂が生じると、象牙質が露出します。

6. 歯の構造異常

遺伝的要因や発育過程での異常により、エナメル質が薄い場合や欠損している場合もあります。

知覚過敏の治療法

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知覚過敏の治療法 

知覚過敏の歯科医院での治療方法は、原因や症状の程度に応じてさまざまです。以下に、歯科医院で一般的に行われる治療方法を紹介します。

1. フッ素塗布

  • 高濃度フッ素の塗布: 歯科医は高濃度のフッ素を含むジェルやフォームを歯に塗布し、エナメル質を強化します。これにより、象牙質が外部の刺激から保護されます。

2. シール剤の塗布

  • シール剤の適用: シール剤は、歯の表面に塗布することで、露出した象牙質を封鎖し、痛みを軽減します。これは象牙細管を物理的に塞ぐことで、外部からの刺激を遮断します。

3. レジンボンディング

  • レジンボンディング: 歯科用のレジン(樹脂)を使用して、露出した象牙質を覆います。これにより、外部の刺激から歯を保護し、知覚過敏を軽減します。レジンは歯に密着しやすく、自然な見た目を提供します。

4. レーザー治療

  • レーザー治療: 歯科用レーザーを使用して象牙細管を封鎖します。レーザーは、非侵襲的で迅速に効果を発揮し、痛みを伴わない治療法です。歯科医院によって取り入れてるところとそうでないところがあります。

5. 歯ぐきの移植手術

  • 歯ぐきの移植: 重度の歯ぐきの退縮が原因で知覚過敏が生じている場合、歯ぐきを移植する手術が行われることがあります。これにより、露出した歯根が覆われ、知覚過敏が改善します。歯科医院によって取り入れてるところとそうでないところがあります。

7. 根管治療

  • 根管治療: 知覚過敏の原因が歯の神経にある場合、根管治療が行われることがあります。これは、歯の神経を取り除き、歯の内部を消毒・封鎖する治療法です。この治療により、痛みが完全に取り除かれます。

8. ナイトガードの作成

  • ナイトガードの作成: 歯ぎしりや食いしばりが原因で知覚過敏が生じている場合、歯科医は患者専用のナイトガード(マウスピース)を作成します。これにより、歯の摩耗を防ぎます。

9. 専門的な歯のクリーニング

  • 専門的な歯のクリーニング: 定期的な歯科検診とプロフェッショナルクリーニングにより、プラークや歯石の蓄積を防ぎ、歯ぐきの健康を保ちます。これにより、知覚過敏の予防と改善が期待できます。

10. セメント充填

  • セメント充填: 一部のケースでは、歯科医が露出した象牙質や歯根を保護するためにセメントを使用することがあります。これにより、象牙質の感受性を減少させます。

これらの治療方法は、患者の症状や原因に応じて選択されます。歯科医は、詳細な診察と診断を行い、最適な治療プランを提案します。定期的な歯科検診と適切な口腔ケアを継続することで、知覚過敏の予防と管理が可能になります。

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知覚過敏になった時、家でできることとは?

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家でできる知覚過敏対策 

知覚過敏になったとき、自宅でできる対処法は以下のようにいくつかあります。

1. 知覚過敏用歯磨き粉の使用

  • 硝酸カリウムやフッ化ナトリウムを含む歯磨き粉: これらの成分は象牙細管を封鎖し、痛みを軽減します。市販の知覚過敏用歯磨き粉を選び、少なくとも1日2回使用しましょう。

2. 適切なブラッシング

  • 柔らかい歯ブラシを使用: 柔らかい歯ブラシを選び、優しく円を描くように磨きます。
  • 適度な力でブラッシング: 強く磨きすぎないように注意し、歯と歯ぐきを傷つけないようにします。

3.フッ化物洗口剤の使用

  • フッ化物洗口剤: フッ化物が含まれた洗口剤は、エナメル質を強化し、知覚過敏の症状を緩和する効果があります。毎日の口腔ケアに取り入れると効果的です。

4. 食生活の見直し

  • 酸性食品や飲料の摂取を控える: 酸性の飲料(炭酸飲料、スポーツドリンク、果汁飲料)や食品(柑橘類、酢を含む食品)の摂取を控えましょう。摂取後は水で口をすすぐと効果的です。
  • 温度の極端な食べ物・飲み物を避ける: 極端に冷たいものや熱いものを避けることで、症状の悪化を防ぐことができます。

5. 歯ぎしりの予防

  • ナイトガードの使用: 歯ぎしりや食いしばりが原因で知覚過敏が生じている場合、歯科医に相談してナイトガードを使用することが効果的です。

6. 緩和歯磨き粉の使用

  • 知覚過敏緩和歯磨き粉: 市販の知覚過敏緩和歯磨き粉を使用すると、一時的に痛みを軽減することができます。

7. 正しいブラッシングとフロッシング

  • 正しいブラッシング技術: 磨き残しを防ぐため、適切なブラッシング方法を身につけましょう。歯科医や歯科衛生士に指導を受けることもおすすめです。
  • フロッシング: 歯間の清掃を行うことで、歯ぐきの健康を保ち、歯ぐきの退縮を防ぎます。

これらの対処法は、自宅での知覚過敏症状の管理に役立ちますが、根本的な解決を図るためには歯科医の診察を受けることが重要です。歯科医は、個々の状況に合わせた適切な治療法を提案し、長期的な口腔の健康をサポートしてくれます。

まとめ

知覚過敏の症状を感じたら、早めに歯科医院を受診することが重要です。早期の受診により、正確な診断と適切な治療が受けられ、症状の悪化を防ぐことができます。定期的な歯科検診と適切な口腔ケアを続けることで、歯の健康を長く保つことができます。知覚過敏でお困りなことがございましたら是非当医院へお越しください。