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2024年04月28日

歯並びが悪くなる原因って?対策や治し方を徹底解説!

歯並びが悪いことを歯列不正(または歯並びの不正)とも言います。歯列不正とは、歯や顎の配置が正常ではなく、歯が適切な位置に配置されていない状態を指します。これは一般的に、歯並びが乱れていたり、歯が過剰または不足している場合などに現れます。

歯列不正の種類にはさまざまなものがあります。

歯列不正の種類

出っ歯

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出っ歯とは

「出っ歯」とは、医学的には「上顎前突症」とも呼ばれる状態で、歯科矯正の分野で使われる用語です。出っ歯は、上顎(上の歯が生えている部分)が前方に突き出ていて、下顎(下の歯が生えている部分)との咬み合いが正常ではない状態を指します。

具体的には、出っ歯の特徴は次の通りです。

  • 上顎が前方に突き出ているため、上の歯が前に飛び出て見えるようになっています。
  • 下顎の歯との咬み合わせが不正確であり、上顎が上向きになっている場合があります。
  • 出っ歯の場合、正面から見たときに上唇が前方に突き出ているように見えることがあります。

叢生

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叢生とは


「叢生(そうせい)」は、歯科学における用語で、歯が詰まっていて重なって生えている状態を指します。具体的には、通常よりも多くの歯が一定の領域に生えており、これらの歯が重なって配置されている状態です。

叢生は、歯の数が正常よりも多い状態であり、特に顎の小さな領域に多くの歯が生える場合に起こります。この状態では、歯が混み合ってしまい、咬み合わせや口の機能に問題を引き起こすことがあります。

不正咬合

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不正咬合 

「不正咬合(ふせいこうごう)」は、歯や顎の配置が正常ではなく、咬み合わせが異常な状態を指します。正常な咬み合わせは、上下の歯が適切に位置しており、噛むときに歯が正確に重なる状態ですが、不正咬合ではこの状態が乱れています。

不正咬合の種類や原因はさまざまで、以下のようなものがあります。

  1. オーバービット(上下顎前突):上顎が前に突き出しているため、上の歯が下の歯に比べて大きく見える状態です。これは一般的に「出っ歯」とも呼ばれます。
  2. ディープバイト(深い咬み合わせ):下顎が上顎に比べて深く咬み合っている状態で、咬むときに下の歯が上の歯に完全に覆いかぶさる状態です。
  3. クロスバイト(十字咬合):上顎と下顎の歯が横方向に重なって咬み合っている状態です。例えば、上顎の歯が内側に咬み合う内側クロスバイトや外側に咬み合う外側クロスバイトなどがあります。
  4. 開咬(上下の歯が正常な位置に咬み合わない状態):正常な咬み合わせでは上下の歯がきちんと噛み合うが、開いた状態が続く

歯並びが悪くなる種類別の原因

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歯並びが悪くなる原因は?

出っ歯になる原因

出っ歯(上顎前突症)の原因は複数ありますが、主な要因は以下のようになります。

  1. 遺伝的要因: 遺伝的な要因が最も一般的な出っ歯の原因です。親からの遺伝によって歯や顎の成長に影響が及ぶことがあります。家族の中に出っ歯の人が多い場合、子どもも同様の特徴を持つ可能性が高くなります。
  2. 口呼吸や舌の位置: 口呼吸や舌の位置が正常でない場合、口の周囲の筋肉や顎の成長に影響を与えることがあります。例えば、口を開けたままで舌が下に位置していると、上顎が正常な位置に成長しづらくなり、出っ歯につながることがあります。
  3. 乳歯と永久歯の混合: 歯が生え変わる過程で、乳歯から永久歯に移り変わる際に異常が起こることがあります。乳歯が早く抜けずに永久歯が生えてくると、歯列に圧迫がかかり出っ歯の原因となることがあります。
  4. 口蓋裂: 口蓋裂などの顎や口の形成異常がある場合、歯列が正常に配置されないことがあり、出っ歯を引き起こす可能性があります。
  5. 習慣: 歯を前に押し出す癖や、指しゃぶり、舌打ちなどの習慣があると、歯や顎の成長に影響を与えて出っ歯を引き起こすことがあります。

出っ歯の原因は個人によって異なりますが、遺伝的な要因や口の環境的な要因が重要です。早期に歯科医師に相談し、適切な治療や矯正を受けることで、出っ歯の進行を抑えることができる場合があります。

叢生になる原因


叢生(叢生症)は、歯科学上の用語で、歯が過剰に生えていて詰まって配置されている状態を指します。叢生が起こる原因は複数ありますが、主な要因は以下のようになります。

  1. 遺伝的要因: 叢生は遺伝的な要因によって引き起こされることがあります。親から叢生の特性を受け継いだ場合、子どもも同様の状態になる可能性があります。
  2. 顎の小ささ: 顎の成長が十分でない場合、十分なスペースが確保されずに歯が生えるために叢生が起こることがあります。顎の小ささは遺伝的な要因や環境的な影響によって引き起こされることがあります。
  3. 早期の乳歯の損失: 乳歯が早く抜けずに永久歯が生えてくると、歯列に余分な圧迫がかかり叢生を引き起こすことがあります。
  4. 外傷や環境的要因: 顎の外傷や環境的な影響によって、歯の発育や配置に異常が生じることがあります。
  5. 習慣的な舌や口の位置: 舌の位置や口の習慣が正常でない場合、歯の発育や配置に影響を与えて叢生が引き起こされることがあります。

叢生は個人によって異なる原因が重なって起こることがあります。治療や矯正は歯科医師や歯科矯正専門医によって行われ、状態や原因に応じて適切なアプローチが取られます。早期に治療を開始することで、叢生が正常な歯並びに改善されることが期待されます。

不正咬合になる原因


不正咬合(ふせいこうごう)が起こる原因は複数あります。不正咬合は歯や顎の配置が正常ではなく、噛み合わせが異常な状態を指します。主な原因は以下の通りです。

  1. 遺伝的要因: 遺伝的な要因が最も一般的な不正咬合の原因です。親から受け継いだ顎の形や歯の配置に関する特性が、子どもに影響を与えることがあります。
  2. 口の環境的要因: 口呼吸や舌の位置の異常、指しゃぶりなどの習慣が口の発達に影響を与え、不正咬合を引き起こすことがあります。例えば、口呼吸が続くと顎の成長が妨げられ、不正咬合が生じることがあります。
  3. 早期の歯の損失: 乳歯が早く失われ、その後の永久歯の発育に影響が出ることがあります。特定の歯が欠損すると、周囲の歯が移動して噛み合わせが乱れることがあります。
  4. 顎の骨や筋肉の問題: 顎の骨や周囲の筋肉に問題があると、正常な噛み合わせが形成されにくくなることがあります。
  5. 外傷や病気: 顎の外傷や特定の病気が不正咬合を引き起こすことがあります。

不正咬合はさまざまなタイプがあります。代表的な不正咬合の種類には、オーバービット(上顎前突)、クロスバイト(十字咬合)、開咬(咬み合わせが開いている状態)、ディープバイト(深い咬み合わせ)などがあります。

不正咬合の治療は、歯科医師や歯科矯正専門医によって行われます。適切な治療計画には、矯正装置(ブラケットやワイヤー)、歯を調整する手術的な方法、またはその他の治療方法が含まれる場合があります。早期に専門家に相談することで、不正咬合の状態を改善することができます。

歯列不正の治し方

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歯列不正の治療 


歯列不正の治療方法は、個々の状態や問題の程度に応じて異なります。一般的な歯列不正の治療方法には以下のようなものがあります。

  1. 矯正治療: 歯列不正を修正するための最も一般的な方法です。矯正治療には、ブラケットとワイヤーを使用する従来の矯正法や、透明なマウスピース型の装置を使うインビザラインなどの透明矯正法があります。矯正装置は歯を徐々に移動させ、正しい位置に配置します。
  2. 抜歯: 歯列に余分な歯がある場合や顎のサイズに対して歯が多すぎる場合には、抜歯が必要な場合があります。これによってスペースが確保され、歯の配置を改善することができます。
  3. 外科的矯正: 一部の重度の歯列不正や顎の問題は外科的手術が必要な場合があります。外科的矯正は歯科矯正専門医や口腔外科医によって行われ、顎の形状や位置を修正します。
  4. 矯正以外の治療: 歯列不正が軽度な場合や特定の問題がある場合には、矯正以外の治療方法が選択されることもあります。例えば、詰め物やクラウンなどの歯科治療を行うことで、咬み合わせを調整する場合があります。
  5. 保定: 矯正治療が終了した後は、保定期間が設けられます。保定装置(リテーナー)を使用して、歯を新しい位置に固定し、安定させます。保定期間中は定期的に歯科医によるフォローアップが必要です。

歯列不正の治療は専門家である歯科医師や歯科矯正専門医によって行われるべきです。まずは専門家に相談し、適切な治療計画を立ててもらうことが重要です。治療の適切なタイミングや方法は個々の状態によって異なるため、専門家のアドバイスを受けることが最善です。

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