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2025年10月26日

歯茎が腫れたときの正しい対処法と予防法 ―“とりあえず冷やす・うがいする”の前に知ってほしいこと―part3

「ちゃんと歯を磨いているのに、なぜか歯茎が腫れる…もしかしたら、それって心と体の状態が影響しているのかも?

前回は、歯の根の病気が原因で歯茎が腫れるケースについてお話しました。
でも実は、歯茎の腫れって口の中だけの問題じゃなくて、体全体の調子が関係していることも結構あるんです。

いつもより歯茎がムズムズしたり、なんとなく腫れやすいなと感じたら、原因はホルモンバランスの乱れや、ストレスだったりすることも。

今日もいくつか紹介していきます!!

ホルモンバランスが影響する場合

和光市 歯医者 和光市デンタルオフィス 歯茎が腫れたとき痛いとき
ホルモンバランスの乱れ 

「最近なんだか歯茎が腫れやすい気がする…」「前はこんなことなかったのに…」
そんなとき、思い当たることが“歯の汚れ”だけではない場合があります。
実は、ホルモンバランスの変化やストレスも、歯茎の腫れに深く関係しているんです。

【ホルモンバランスの変化と歯茎の関係】

ホルモンの変化は、血流や免疫、そして歯茎の炎症反応にも影響を与えます。
特に女性は、思春期・妊娠・更年期といったライフステージの変化で、
女性ホルモンの分泌量が大きく変動します。

このホルモンの影響で、歯茎の毛細血管が拡張しやすくなり、
炎症を起こすとちょっとした刺激でも腫れやすく・出血しやすくなるのです。

たとえば――
・妊娠中に歯茎がぷくっと腫れる「妊娠性歯肉炎」
・思春期の女性に見られる「思春期性歯肉炎」
・更年期の女性で見られる「閉経期性歯肉炎」

どれも原因は“歯垢”だけではなく、ホルモン変化による歯茎の防御力の低下が関係しています。
同じように歯磨きをしていても、炎症が出やすい時期があるんですね。

【ストレスが歯茎に与える影響】

一方で、ストレスも歯茎の健康を揺るがす要因のひとつです。
強いストレスがかかると、体は「コルチゾール」というホルモンを分泌します。
これは一時的に体を守るための反応ですが、長期間続くと免疫力が下がり、炎症が悪化しやすくなるんです。

さらにストレスが続くと、
・噛みしめや歯ぎしりが強くなる
・口呼吸や唾液の減少で口の中が乾く
・食生活が乱れて栄養が偏る
…といったことも起こりやすくなります。

その結果、歯茎の血行不良・細菌増殖・修復力の低下が重なり、
気づかないうちに「歯茎が腫れやすい」「治りにくい」という状態になってしまうのです。

【和光市デンタルオフィスでの対応】

歯周病の原因がホルモンバランスやストレスにある場合は、歯ぐきのケアに加えて、体全体の調子を整えることがとても重要です。

当院では、歯ぐきの状態をしっかりチェックするのはもちろん、「今の体の状態」や「生活リズム」なども考慮して、患者さん一人ひとりに合ったケア方法をご提案しています。

例えば、

  • 妊娠中の方には、お腹の赤ちゃんに影響がない範囲で歯石除去やクリーニングを行います。
  • 更年期の方には、歯ぐきの乾燥を防いだり、回復を助けるための自宅でのケア方法をお教えします。
  • ストレスで歯を強く噛みしめてしまう方には、ナイトガードの使用をおすすめしています。

このように、患者さんの「今の状態」に合わせた治療とケアを一緒に考えていきましょう。

【自分でできるケア】

ホルモンバランスの乱れやストレスによる歯茎の腫れは、体がSOSを出しているサインかもしれません。
なので、しっかり睡眠をとったり、バランスのいい食事をしたり、深呼吸をしたりといった、シンプルなことを大切にしてみてください。

歯磨きの際は、力を入れすぎずに、柔らかい歯ブラシで優しくマッサージするように磨くのがおすすめです。
もし「今日は歯茎が少し腫れているな」と感じたら、無理せずに、お口の中を清潔に保つ程度にしておきましょう。

【まとめ】

歯茎の腫れって、実は「お口の問題」だけじゃないことも多いんです。
体の変化や心の負担が、静かに歯茎にサインを出していることもあります。

和光市デンタルオフィスでは、そんな“心と体のつながり”も大切にしながら、
歯茎のトラブルに寄り添った診療を行っています。

「最近歯茎が腫れやすい」「ストレスが続いていて歯の調子も悪い」
そんな方は、ぜひ一度ご相談くださいね。
ちょっとした違和感のうちにケアしてあげることが、
将来のお口の健康を守るいちばんの近道です✨

歯茎の腫れを防ぐための予防法

和光市 歯医者 和光市デンタルオフィス 歯茎が腫れたとき痛いとき
歯ぐきの炎症の予防

――“毎日の小さなケア”が、将来の大きなトラブルを防ぎます――

歯茎が腫れる原因はさまざまですが、共通して言えるのは
「歯茎が弱ってしまう前に予防すること」が一番大切だということです。
一度腫れてしまうと、見た目だけでなく痛みや口臭の原因にもつながってしまうので、
“腫れない環境”を日常の中で作ることがポイントです🌿

【1. 正しいブラッシングで歯垢をためない】

歯茎のトラブルって、大体は歯垢が原因なんですよ。

歯垢っていうのは細菌のかたまりで、歯と歯茎の間に残ると炎症を起こしちゃうんです。

大事なポイントは、一生懸命力を入れて磨くことではなく、優しく丁寧に磨くこと。歯ブラシは柔らかめのものを選んで、歯と歯茎の境目に45度の角度で当てて、小さく軽くマッサージするみたいに磨くといいですよ。

それから、歯ブラシだけじゃ届かないところは、デンタルフロスとか歯間ブラシを使うのがおすすめです!これを習慣にすれば、歯茎がすごく健康になりますよ!

【2. 噛み合わせや歯ぎしりのチェックを忘れずに】

毎日のストレスや寝ている間の歯ぎしりが、
歯茎に「慢性的な負担」をかけてしまうこともあります。

知らないうちに噛みしめている方、朝起きるとあごが疲れている方は要注意。
歯茎が腫れやすい・下がりやすい・しみる…といった症状につながります。

定期的に歯科医院で噛み合わせをチェックしてもらい、
必要に応じてナイトガードを使うのもおすすめです。

【3. 食生活と体調のバランスを整える】

歯茎は“体の一部”。
だから、食事や生活習慣もとても大切です。

ビタミンC・ビタミンE・カルシウム・タンパク質など、
歯茎の修復や免疫に関わる栄養素をしっかり摂りましょう。

また、睡眠不足や過度なストレスは、免疫力の低下につながります。
「疲れたな」と感じたときほど、口の中のトラブルが起こりやすいもの。
歯茎の腫れも、体からの“お疲れサイン”かもしれません💡

【4. 定期検診で「歯茎の変化」を早期発見】

歯茎の腫れは、痛みが出る前から少しずつ進行していることも多いです。
そのため、定期検診で歯茎の状態をチェックすることがとても大切!

和光市デンタルオフィスでは、
歯石の除去やクリーニングだけでなく、
「歯茎の色・厚み・出血の有無」まで丁寧に診ていきます。

自分では気づけない小さな変化を早めに見つけることで、
“腫れてから慌てる”よりもずっと楽に、健康な状態をキープできます✨

【まとめ】

歯茎の腫れは、突然のトラブルのように感じますが、
実は日々の生活の積み重ねが大きく影響しています。

毎日のケアを少し見直して、
「腫れにくいお口」を一緒に育てていきましょう。

和光市デンタルオフィスでは、
お一人おひとりの生活習慣や体調に合わせて、
最適なブラッシング方法・清掃グッズ・通院ペースをご提案しています🦷💬

「最近、歯茎が腫れやすい気がする」
「ちゃんと磨いてるのに出血が気になる…」

そんな方は、ぜひお気軽にご相談くださいね。
あなたの“歯茎の健康寿命”を、私たちと一緒に守っていきましょう✨

最後に

歯茎が腫れると、「とりあえず冷やしておこう」「うがいで様子を見よう」と考えがちですが、腫れの原因はひとつではありません。
歯周病、虫歯、親知らず、噛み合わせのズレ、詰め物の不適合…それぞれに適した対処法があり、自己判断での応急処置ではかえって悪化してしまうこともあります。

大切なのは、「なぜ腫れたのか」を正しく知ること。
そして、治療して終わりではなく、再発を防ぐケアを続けることです。
歯茎は、歯を支える“土台”。見た目にはわかりにくくても、腫れや痛みはお口からのSOSサインなんです。

和光市デンタルオフィスでは、歯茎の腫れや出血などのトラブルを、
「とりあえず治す」ではなく、「原因から整える」 という考え方で診療しています。

歯石除去や炎症のコントロールだけでなく、噛み合わせ・生活習慣・ホームケアまでトータルでサポート。
「また腫れてきた…」と繰り返さないために、一人ひとりのお口の状態に合わせた最適なケアをご提案しています。

もし今、「なんとなく歯茎がむずむずする」「押すと痛い」など、少しでも気になるサインがある方は、我慢せずに早めにご相談ください。
痛みを抑えるだけでなく、“再発しない健康な歯茎”を目指すサポートを、私たちが全力で行います。

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