和光市歯医者・矯正歯科|和光市デンタルオフィス
コラム・ブログ
COLUMN・BLOG
“歯周病だけじゃない”40代から歯を失う本当の原因―噛み合わせ・歯ぎしり・食いしばりが歯を壊す?―part2
前回の記事をお読みでない方はpart1からぜひご覧ください。
「ちゃんと治療しているのに歯を失う」その理由

「定期的に歯医者には通っていたのに…」「治療も、言われた通りにしてきたつもりなのに…」
40代以降の患者さんから、こういった言葉を本当によく耳にします。歯を失ってしまった後、どこか申し訳なさそうに、でも納得がいかないといった表情で話される方が少なくありません。
実は、これは決して珍しいことではないんです。
なぜなら、40代以降は、「治療している=歯が守れている」とは限らないケースが増えてくるからです。
少し厳しい話になりますが、歯科治療は、あくまで「壊れた箇所を修復する」もの。お家のリフォームをイメージしてください。壁の穴を塞ぎ、ペンキを塗り直しても、土台がグラグラしていたら、またすぐに別の問題が出てきますよね? それと同じで、お口全体の環境を整えない限り、歯は長持ちしないんです。
例えば、こんなケース。虫歯を削って、詰め物や被せ物を入れたとします。見た目も綺麗になり、しっかり噛めるし、痛みもない。一見すると、もう問題はなさそうに思えますよね。
しかし、実際には、
- 噛み合わせのバランスが微妙にズレたまま
- 無意識の歯ぎしりや食いしばりの力が特定の歯に集中している
- 歯周病がじわじわと進行している
といった「見えない問題」が潜んでいることがあります。
するとどうなるでしょう? 被せ物の中で、歯の根が少しずつダメージを受け、ある日突然、
- 歯の根が真っ二つに割れてしまった
- 根の先に膿が溜まり、大きな炎症が起きていた
- 炎症によって骨が大きく溶けてしまっていた
という状態になっていることもあるのです。
特に40代以降は、若い頃に比べて神経を抜いた歯が増えてきます。神経のない歯は、痛みを感じにくく、ヒビが入っても気づきにくいという特徴があります。つまり、自覚がないうちに静かに壊れていく歯が増えてくる年代なのです。
さらに、そこに歯ぎしりや噛み合わせの問題が加わると、歯は想像以上のスピードで寿命を迎えます。
患者さんご本人は「急にダメになった」と感じることが多いのですが、実際には、何年も前から小さなサインが出ていた、というケースがほとんどです。
- レントゲン写真に写る、ごくわずかな骨の変化
- 歯周ポケットの、ほんの少しの深まり
- 噛んだ時の、かすかな違和感
こうした見逃しやすい変化を、どれだけ早期に発見し、対応できるかが、40代以降の歯の寿命を大きく左右します。
ここで大切なのは、「とりあえず治療を受けているから安心」と考えるのではなく、将来を見据えて、長期的な視点で歯を守ってくれる歯科医を選び、診てもらうことです。
- 今の被せ物は、本当に今の噛み合わせに合っているのか?
- この歯を、あと何年くらい持たせたいのか?
- 将来的な歯並びや、お口全体のバランスはどうなるのか?
- 特定の歯に負担が集中していないか?
こういった視点を持って診察を受けることで、「治療していたのに歯を失う」という悲しい未来を確実に減らすことができます。
次の章では、40代から特に意識してほしい、具体的な予防策についてお話していきます。
40代から始める「歯を失わないための考え方」

40代を過ぎると、歯の悩みの質が少しずつ変わってきます。
「虫歯ができた」「歯がしみる」よりも、
「なんとなく噛みにくい」
「違和感はあるけど痛くはない」
そんな、はっきりしないサインが増えてくるんですね。
でも実は、この“はっきりしない違和感”こそが、
歯を失うかどうかの分かれ道だったりします。
ここで大切なのは、
“悪くなってから治す”発想から卒業することです。
これまでの歯科治療は、どうしても
・虫歯ができたら削る
・痛くなったら治療する
という流れが中心でした。
もちろんそれ自体は間違いではありません。
ただ、40代以降の歯は、それだけでは守りきれなくなってきます。
なぜならこの年代からは、
・歯そのものの強さ
・歯を支える骨や歯茎
・噛む力のバランス
これらが少しずつ変化していくからです。
だからこそ、
「この歯を、あと何年使いたいか」
「将来、どんな噛み方をしていたいか」
そんな未来から逆算した考え方が必要になります。
たとえば、
神経を取ってある歯がある場合。
今は問題なく噛めていても、
その歯は“割れやすい歯”である可能性が高い。
そこに強い噛み合わせや歯ぎしりが加わると、
ある日突然、保存できない状態になることもあります。
このリスクを減らすためにできることは、実はたくさんあります。
・噛み合わせのチェック
・被せ物の形や高さの微調整
・歯ぎしり・食いしばりへの対策
・定期的なレントゲンでの経過観察
こうした積み重ねが、
「抜かなくてよかった歯」を増やしてくれるのです。
そしてもう一つ、とても大事なのが
「歯周病のコントロールは一生もの」という意識。
40代以降の歯周病は、
急激に悪化することは少ない代わりに、
静かに、でも確実に進行します。
痛みがないから大丈夫、ではありません。
「現状維持ができているか」を見ていくことが、
何よりも重要になってきます。
歯医者さんは、
「悪いところを見つける場所」
ではなく、
「歯を長く使うためのパートナー」。
そう捉えてもらえると、
定期検診の意味も、少し変わってくると思います。
今の状態は何点くらいなのか、どこにリスクがあるのか、今後、気をつけるポイントは?など・・・
こうした会話を重ねながら、
“今ある歯をどう守っていくか”を一緒に考えていく。
それが、40代からの歯科との正しい付き合い方です。
気づかないうちに歯を追い込む“生活習慣”という落とし穴

「ちゃんと歯を磨いているのに、どうしてか最近、歯の調子が悪いんだよね…」
40代以上の方から、よくそんな相談を受けます。
実はこれ、年齢を重ねるにつれて、よくあることなんです。
なぜでしょうか?
歯が悪くなる原因って、お口の中だけにあるんじゃないんですよ。
40代くらいになると、歯や歯茎の状態もそうですが、日々の生活習慣が少しずつ歯に影響してくるんです。
例えば、こんなこと、思い当たることはありませんか?
- 仕事中、気がつくと奥歯をグッと噛み締めている
- スマホやパソコンを長時間見ていて、姿勢が前のめりになっている
- 夜、眠りが浅い、もしくは家族に歯ぎしりを指摘されたことがある
- 食事で柔らかいものを食べることが増えた
- 忙しくて、食事の時にあまり噛まない
一つ一つは小さなことかもしれませんが、これらが積み重なって、歯にかかる力のバランスが崩れてしまうんです。
特に気をつけたいのが、無意識に加わる力です。
「噛む力」というと、食事の時だけを想像しがちですが、実際には歯を痛めてしまう原因として多いのが、
- 日中の無意識な食いしばり
- 寝ている間の歯ぎしり
こういった、自分ではコントロールできない力なんです。
しかも、40代以降になると、歯を支える骨や歯茎が若い頃に比べて弱くなってきます。
そこに強い力が繰り返し加わることで、
- 被せ物が取れてしまう
- 歯にヒビが入ってしまう
- 歯周病が一気に悪化する
- 最終的には歯が割れて、抜歯が必要になる
こんな流れになることも、珍しくないんです。
もう一つ、見過ごしがちなのが姿勢との関係です。
猫背や前かがみの姿勢が続くと、顎の位置がずれやすくなって、噛み合わせにも影響が出てきます。
「なんだか噛みにくい」「顎が疲れやすい」
そんな違和感がある方は、もしかしたら歯そのものではなく、体の使い方が原因になっているかもしれません。
当医院では、
- 噛み合わせの細かな調整
- 歯ぎしり対策のマウスピース
- 被せ物の形の見直し
- 患者さんの生活習慣についてのお話
こういった、歯以外の部分にも目を向けながら、治療計画を立てることを大切にしています。
歯は、「毎日しっかり磨いていれば大丈夫」というものではなく、「使い方によって寿命が変わってくる」デリケートなものなんです。
だからこそ、40代からは
「どこが悪いのか」だけでなく、「何が歯に負担をかけているのか」を一緒に見つけていくことが大切なんです。
40代からの歯の健康は「原因を知ること」から始まります

ここまで読んでくださった方は、
「歯を失う原因は歯周病だけじゃないんだな」
と、少し見え方が変わってきたのではないでしょうか。
確かに、歯周病はとても大きな原因です。
でも実際の現場では、
・噛み合わせのズレ
・詰め物・被せ物の劣化
・歯ぎしりや食いしばり
・生活習慣や姿勢
・年齢とともに変化する顎や骨の状態
こうした要素が複雑に絡み合って、
気づかないうちに歯を追い込んでいるケースが本当に多いです。
しかも怖いのは、
「痛みが出たときには、もう限界ギリギリだった」
というパターン。
40代以降は、
若い頃と同じケアをしていても、
歯や歯茎の回復力はどうしても落ちてきます。
だからこそ大切なのは、
「悪くなってから治す」ではなく、
「なぜ今の状態になっているのかを知る」こと。
歯を守るために必要なのは、
特別なことではありません。
✔ 今の噛み合わせはどうなっているのか
✔ 無意識の力がかかっていないか
✔ 被せ物や詰め物は今の口に合っているか
✔ 歯周病以外のリスクが隠れていないか
これを一つずつ整理して確認することが、
将来、歯を失わないための一番の近道です。
和光市デンタルオフィスでは
和光市デンタルオフィスでは、
「とりあえず削る」「とりあえず抜く」前に、
なぜそのトラブルが起きているのかを丁寧に診ることを大切にしています。
・歯周病のチェック
・噛み合わせや力のかかり方の確認
・被せ物・詰め物の状態評価
・歯ぎしりや食いしばりの影響
・生活習慣まで含めたヒアリング
こうした情報をもとに、
その方に合った治療や予防をご提案しています。
「もう年だから仕方ない」
「どこの歯医者に行っても同じだと思っていた」
そう感じている方こそ、
一度ご自身の歯の状態を客観的に見直す時間を持ってみてください。
歯は、
正しく向き合えば、まだまだ守れます。
和光市で歯のことで少しでも不安がある方は、
和光市デンタルオフィスで、
一緒にこれからの歯の守り方を考えていきましょう🦷✨
「まだ大丈夫」な今こそが、
実は一番大切なタイミングかもしれません。
カテゴリ
- 虫歯 (51)
- 歯周病 (36)
- 小児歯科 (17)
- 矯正歯科 (30)
- 口腔外科 (12)
- 親知らず (5)
- 顎関節症 (9)
- 噛み合わせ異常 (19)
- マイクロエンド (5)
- セラミック (28)
- インプラント (18)
- 小児矯正 (19)
- マウスピース矯正 (40)
- ワイヤー矯正 (29)
- 部分矯正 (22)
- ホワイトニング (31)
- デンタルエステ (42)
- デンタルIQ (118)
- スタッフブログ (115)
アーカイブ
- 2026年1月 (1)
- 2025年12月 (4)
- 2025年11月 (5)
- 2025年10月 (4)
- 2025年9月 (4)
- 2025年8月 (5)
- 2025年7月 (4)
- 2025年6月 (5)
- 2025年5月 (4)
- 2025年4月 (4)
- 2025年3月 (5)
- 2025年2月 (4)
- 2025年1月 (4)
- 2024年12月 (4)
- 2024年11月 (5)
- 2024年10月 (4)
- 2024年9月 (4)
- 2024年8月 (5)
- 2024年7月 (4)
- 2024年6月 (5)
- 2024年5月 (4)
- 2024年4月 (4)
- 2024年3月 (5)
- 2024年2月 (4)
- 2024年1月 (4)
- 2023年12月 (6)
- 2023年11月 (2)
- 2023年10月 (6)
- 2023年9月 (3)
- 2023年8月 (5)
- 2023年7月 (4)
- 2023年6月 (4)
- 2023年5月 (5)
- 2023年4月 (3)
- 2023年3月 (3)
- 2023年2月 (4)
- 2023年1月 (4)
- 2022年12月 (3)
- 2022年11月 (2)
- 2022年10月 (1)
- 2022年9月 (1)
- 2022年8月 (6)
- 2022年7月 (4)
- 2022年6月 (1)
- 2022年5月 (5)
- 2021年10月 (4)
- 2021年9月 (12)
- 2021年8月 (1)





