和光市歯医者・矯正歯科|和光市デンタルオフィス
コラム・ブログ

COLUMN・BLOG

2026年01月04日

40代から歯を失わない人がやっている5つの習慣―“気づいた今”から始める歯の守り方―part1

原因を知った“その先”が、歯の未来を分けます

前回の記事では、
「40代から歯を失う原因は、歯周病だけではない」というお話をしました。

噛み合わせのズレ、
歯ぎしりや食いしばり、
被せ物の影響、
長年の生活習慣――。

読んでいて、
「思い当たるかも…」
と感じた方もいらっしゃるのではないでしょうか。

でも実は、
原因を知っただけでは、歯は守れません。

大切なのは、
「じゃあ、これから何をすればいいのか?」
を知ること。

40代以降の歯のケアは、
20代・30代の延長ではうまくいかないことが増えてきます。

✔ ちゃんと磨いているのに歯周病が進む
✔ 治療した歯が何度もダメになる
✔ 急に歯が割れてしまった

こうしたトラブルを防ぐには、
“年齢に合った守り方”に切り替える必要があります。

この記事では、
歯科の現場で実際に
「歯を長く保てている40代・50代の方」が
自然とやっている習慣をもとに、

✔ 今日からできること
✔ 放置すると危ないポイント
✔ 歯医者との上手な付き合い方

を、できるだけわかりやすくお伝えします。

「まだ大丈夫」な今こそが、
歯を守るチャンスです。
一緒に、これからの歯の守り方を考えていきましょう🦷✨

40代からの定期検診は「虫歯チェック」だけでは足りません

和光市 歯医者 和光市デンタルオフィス 歯を失わない予防
虫歯のチェックだけでなく

「定期検診にはちゃんと通っています」
これは、私たちが患者さんからよく聞く言葉です。
本当に素晴らしいことですし、それだけで歯を守れている可能性はぐっと高まります。

でも同時に、こんなケースも少なくありません。

「虫歯はないって言われて安心していました」
「歯周病もそんなにひどくないと言われていたのに、急に歯がダメになってしまった」

40代以降の定期検診は、
“虫歯があるかどうか”だけを確認する場では不十分になってきます。

なぜなら、この年代から増えてくる歯のトラブルは、
「穴があく虫歯」ではなく、
静かに進行するダメージだからです。

見逃されやすいのは「力」と「噛み合わせ」

40代を過ぎると、
歯そのものや歯を支える骨は、少しずつ弾力や回復力が落ちてきます。
そこに、長年積み重なった噛み合わせのズレや、
無意識の歯ぎしり・食いしばりの力が加わると、
歯は想像以上にダメージを受けやすくなります。

この“力の問題”は、
レントゲンだけでははっきり見えないことも多く、
痛みが出るころには、
歯の根にヒビが入っていたり、
骨が限界まで吸収されていたりすることもあります。

だからこそ、40代以降の検診では、

・噛み合わせに偏りがないか
・特定の歯に力が集中していないか
・歯がすり減っていないか
・歯周病と力の影響が重なっていないか

こうした点を総合的に診る視点がとても大切になります。

被せ物・詰め物は「時間とともに変化」します

40代からの定期検診で一番大切なのは、
「痛みが出てから行く」ではなく、
「何も起きていない今」を診ること。

歯は、限界を超えるまで、
驚くほど静かに耐えてくれます。

だからこそ、
違和感がないうちにチェックし、
小さなズレや負担を調整していくことが、
将来、歯を失わないための最大のポイントになります。

定期検診は、
「異常を見つける場所」ではなく、
「異常を起こさせないための時間」

40代以降は、
そんな視点で歯科医院と付き合っていくことが、
歯を守る大きな力になります。

歯ぎしり・食いしばりは、歯を静かに壊していきます

和光市 歯医者 和光市デンタルオフィス 歯を失わない予防
歯ぎしり食いしばりの管理 

「歯ぎしりなんて、しているかわからない」
「寝ている間のことだから、自分ではどうしようもないですよね」

40代以降の患者さんとお話ししていると、
本当にこうした声をよく耳にします。

でも実は、歯ぎしり・食いしばりは“自覚がない人ほど要注意”なんです。

無意識の力は、想像以上に強い

寝ている間や、集中しているときの食いしばりの力は、
普段食事をしているときの何倍にもなると言われています。

この強い力が、毎晩、毎日、少しずつ歯にかかり続けると、

・歯がすり減る
・歯の根にヒビが入る
・被せ物が割れる、外れる
・歯周病が一気に悪化する

といったトラブルが起こりやすくなります。

特に40代以降は、
歯を支える骨や歯そのものが若い頃よりも硬く、脆くなりがちです。
そのため、力をうまく逃がせず、
ある日突然「歯が割れていました」というケースも珍しくありません。

歯周病が「治らない」のではなく、「壊されている」ことも

「歯周病の治療をしているのに、なかなか良くならない」
こうした方の口の中をよく見ると、
歯ぎしりや食いしばりの影響が強く出ていることがあります。

歯周病で弱った歯茎や骨に、
強い噛む力が加わると、
回復する前にさらにダメージを受けてしまいます。

つまり、
歯周病が原因というより、“力が追い打ちをかけている”状態です。

この場合、歯周病のケアだけを頑張っても、
なかなか安定しないのは当然なんです。

ナイトガードは「歯を守るための保険」

歯ぎしり・食いしばり対策としてよく聞くのが、
ナイトガードと呼ばれるマウスピースです。

「違和感がありそう」
「本当に必要なの?」

そう思われる方も多いですが、
ナイトガードの役割は
歯ぎしりをやめさせることではなく、力を分散させること。

歯が直接ぶつかるのを防ぎ、
歯や被せ物、顎への負担を減らしてくれます。

実際に使い始めて、

「朝の顎のだるさが減った」
「被せ物が壊れなくなった」

と感じる方も少なくありません。

放置しないことが、歯を失わない近道

歯ぎしり・食いしばりは、
「すぐに痛みが出る」トラブルではありません。

だからこそ、
気づいたときには歯が限界を迎えていることも多いのです。

定期検診で、

・歯のすり減り
・噛み合わせの偏り
・被せ物の傷み

をチェックし、
必要に応じて対策を取ること。

これが、40代以降の歯を守るうえで、
とても大切なポイントになります。

歯周病ケアは「一生懸命磨く」だけでは足りません

和光市 歯医者 和光市デンタルオフィス 歯を失わない予防
歯磨きだけではない歯周病予防 

「毎日ちゃんと歯を磨いているんです」
これは、歯周病で悩んでいる40代以降の方から、
本当によく聞く言葉です。

時間をかけて、丁寧に磨いている。
歯間ブラシやフロスも使っている。
それでも歯茎の腫れや出血が続く――。

そんなとき、
「自分の磨き方が悪いのかな」と落ち込んでしまう方も少なくありません。

でも実は、
歯周病ケアは“頑張り”だけで解決するものではないのです。

年齢とともに、歯茎の状態は変わります

40代を過ぎると、歯茎や骨の代謝はゆっくりになります。
若い頃と同じように磨いていても、
炎症が引くまでに時間がかかるようになるのは、決して珍しいことではありません。

さらに、

・歯茎が下がり、歯の根が露出してくる
・歯周ポケットが深くなり、汚れが残りやすくなる
・歯の表面がザラつき、細菌が付着しやすくなる

といった変化も起こります。

つまり、
「若い頃と同じケア」では追いつかなくなる時期に入っている、
ということなんです。

自宅ケアで落とせない汚れが、必ずあります

どれだけ丁寧に磨いても、
歯周ポケットの奥深くに入り込んだ汚れや歯石は、
ご自身ではどうしても取りきれません。

この汚れが残ったままだと、

・歯茎の炎症がくすぶり続ける
・歯を支える骨が少しずつ溶けていく
・自覚症状がないまま進行する

という状態が続いてしまいます。

歯科医院での定期的なクリーニングは、
「サボっている人のため」ではなく、
きちんとケアしている人ほど必要なサポートなんです。

“磨きすぎ”が、逆効果になることも

もう一つ、40代以降に増えてくるのが、
磨きすぎによるトラブルです。

「歯周病が怖くて、つい力が入ってしまう」
その気持ちはとてもよくわかります。

でも、強すぎるブラッシングは、

・歯茎を傷つける
・歯茎下がりを進める
・知覚過敏を引き起こす

といった問題につながることもあります。

歯周病ケアに必要なのは、
“強さ”ではなく、“当て方と続け方”

ここは、プロの目で確認しながら、
その方に合った磨き方に調整していくことが大切です。

歯周病は「チーム戦」で向き合うもの

歯周病ケアは、
ご自宅でのセルフケアと、
歯科医院でのプロケア、
この両方がそろって初めて安定します。

「自分はちゃんとやっているのに…」
そう感じている方ほど、
実は少し方向を修正するだけで、
ぐっと状態が良くなることも多いです。

歯周病は、
正しく向き合えば、進行を止め、
歯を守ることができる病気です。

今日はここまで。次回もお楽しみに!
AIに質問
予約はこちら