和光市デンタルオフィス
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インプラント治療のメリット◎デメリット△
こんにちは!
和光市デンタルオフィスです。
むし歯や歯周病で歯を失ってしまった・・・
ショックですよね(´;ω;`)
そんな方にとって大切な治療方法の一つなのがインプラント。
近年、入れ歯やブリッジに次ぐ治療法として、有名になってきました。
入れ歯やブリッジは、意外と生活しずらいという患者様をよく見かけます。
そんな思いをしている方も、インプラントを検討してみるのも良いかもしれません。
今回は、インプラント治療の①費用②メリット◎デメリット△③具体的な治療方法④よくある質問についてお話しさせて頂こうと思います。
インプラント治療を検討されている方はぜひ参考にしてくださいね。
【インプラント治療を受ける人とは】
「インプラント」という治療方法は今や有名な治療方法ですが、その具体的な治療の内容についてよくわからなくて不安に思っている方もいるのではないでしょうか。
まずは、インプラントの意味やどんなひとがインプラント治療を受けるのか、ご説明させていただきます。
◇歯科インプラントとは
『インプラント=歯科治療』というイメージを持つ方、多いのではないでしょうか。
◇インプラント治療を受ける人
インプラント治療は、むし歯や歯周病で歯を失った方や、先天的に永久歯がない方が受けられます。
1本あたりから全ての歯まで対応できます。
しかし、歯を失った方誰でもインプラント治療が受けられるかというと、実はそういうわけでもありません。
インプラント治療は外科処置として行われるため、なにか重篤な全身疾患をお持ちの方や、インプラントを埋入する予定の顎の骨が丈夫でない方、重度の歯周病の方は治療を受けることが出来ない場合があります。
また、循環器系疾患(高血圧症や心臓疾患など)、呼吸器系疾患(喘息など)、特に糖尿病や骨粗しょう症などの既往歴がある方も注意がになります。
【インプラント治療と他の治療の違い】
失った歯を補う治療方法には、ブリッジ・入れ歯・インプラントの3種類があります。
その3種類のそれぞれの治療法や、その治療を受けるにあたってのメリット◎デメリット△をご説明させていただきます。
◇ブリッジ
ブリッジとは失った歯を補うために、前後の健康な歯を削って土台にし、橋(ブリッジ)をかけるように歯をつなぎ合わせた被せ物です。
ただし、土台となる歯の歯根がしっかりしていなければ、支えとなることが出来ない為、被せ物を取り付けることはできません。
ブリッジのメリットは、インプラントや入れ歯よりも治療期間が1週間~1ヵ月程度と、短期間で終えることが出来ることです。
持ちは入れ歯よりも長く、約5年と言われています。
デメリットは、被せた歯と歯茎の間に隙間ができやすくなって食べものが詰まり、磨き残しがあると歯周病や2次むし歯の原因になりやすい点です。
また、わざわざ健康な歯を削って土台にしなければいけないのもデメリットの一つです。
ブリッジにかかる治療費は、銀歯などの保険の範囲内であれば2~4万円、セラミックやジルコニアなどの白いブリッジは保険適応外で30~60万円(失った歯が1本の場合)になります。
◇入れ歯(義歯)
入れ歯は失った歯の代わりに取り外し可能な装置(義歯)をはめる方法のことです。
入れ歯には、大きく分けると『部分入れ歯』と『総入れ歯』があります。
『部分入れ歯』は、『クラスプのある入れ歯』『クラスプのない入れ歯』があります。
クラスプとは、金属でできた鈎のことで、クラスプのある入れ歯は周囲の歯に鈎をひっかけ、入れ歯を固定する仕組みです。
この入れ歯は保険適応です。
クラスプのない入れ歯は金属部分がないため見た目の綺麗さが人気ですが、こちらは自費診療となります。
総入れ歯は、人工歯の部分と人工歯を支えるプラスチックまたは金属床の部分の2つで構成されています。
この床の素材に付属装置(アタッチメント)を埋め込み、人工歯を取り付けます。
プラスチックの床は保険適応、金属の床は保険適応外となります。
入れ歯のメリットは、ブリッジやインプラントよりもお手軽に行なえる点です。
治療費も保険適応の場合、1~2万円と負担が少ないです。
しかし、デメリットが多いのが難点です。
入れ歯は会話や食事の際に外れやすく、違和感が強いため発音もなかなかうまくできずに慣れないという方を多く見かけます。
また、入れ歯は毎日のお手入れが必要となり、面倒だと感じる方も多いと思います。
さらに、平均的な寿命が1~2年であるため、その都度つくりなおす必要があります。
入れ歯の治療期間は型取りから噛み合わせの調整や排列まで、完成に約2カ月かかります。
◇インプラントのメリット◎
インプラント治療のメリットを6つご紹介します。
①自分の歯と同じように食事ができる
インプラントの最大のメリットは、自分の歯と同様にお食事が楽しめることです。
ブリッジや入れ歯では噛む力が半減するため食べられるものに制限が生まれたり、温度が感じにくいとおいしく食べられなかったりします。
② セルフケアがしやすい
インプラントは定期的に歯科医院でのメンテナンスが必要になりますが、ご自宅でのセルフケアは天然歯と同じような歯磨きで問題はありません。
入れ歯の洗浄のやブリッジの橋の下の清掃のような面倒な作業は必要ありません。
③健康な天然歯を守ることができる
インプラントは、人工歯根を1本1本埋入するので、それぞれ独立した歯となります。
なので、入れ歯やブリッジのように、周囲の歯を削らなくていいので、残った天然歯を大切にできます。
④寿命が長く長持ちする
インプラントは、一般的にチタンやチタン合金という金属でつくられています。
この金属は生体親和性が良く、顎骨としっかり結合するため、強い力に対して耐性があります。
また、定期的に歯科医院でメンテナンスに通い、しっかりセルフケアをすれば、15年以上長持ちさせることができます。
⑤自然な見た目
口元の印象は歯によってかなり変わってきます。
入れ歯やブリッジの場合は金属の金具が見えたり、明らかに天然歯との差がある為、見た目の印象が悪くなってしまいます。
インプラントは天然の歯と同じよう自然に見えて、人前で話したり食事をすることに抵抗感がなくなります。
⑥骨が痩せるのを防げる
歯を失うと、ものを噛んだときに力が骨まで届かず、その影響で骨は次第に痩せていき、周囲の歯にも影響が及びます。
インプラント治療は顎の骨に人工歯根を埋入するため、食事をすると骨まで刺激が届きます。
日々食事して刺激を与えると、顎の骨の健康を保つことが出来ます。
◇インプラントのデメリット
次にインプラントのデメリットを4つ紹介します。
①保険の適応範囲ではない
インプラント治療は健康保険がきかず自費診療となるため、治療費は入れ歯やブリッジと比べると高くなります。
また、いくらぐらい治療費がかかるかは、一人一人の状態で異なります。
当医院では無料カウンセリングを受けていただくことが出来、もっと詳しく知りたい方は検査・診断してたうえでご相談させていただいております。
尚、保険の適応範囲ではございませんが、インプラントの治療費は医療費控除の対象になります。
医療費控除とは、年間10万円以上の医療費を支払った場合、その人の所得に応じて治療費の一部が還付される制度です。
インプラント治療をする場合は、医療費控除の申告を行なうことで治療費の負担を軽減できるのでぜひ視野に入れてみてください。
②治療期間が長い
インプラントの治療期間は一人一人の症状によって異なりますが、約4ヵから6か月です。
いつまでに治療を終えたいのか確認し、計画的にスタートするのがベストです。
③歯科医院での定期的なメンテナンスが必要
インプラントはむし歯にはなりませんが、インプラント周囲炎というインプラントの歯周病になってしまうことがあります。
そうなってしまったら、もう同じ場所に再度インプラントを埋入することは困難です。
なのでインプラント専用のクリーニングを行っているところなどで経過を診続ける必要があります。
④手術が必要
インプラント埋入は麻酔をともなった手術です。麻酔を安全に行なうため、身体の状態が良くないと手術を受けることはできません。
また、歯茎を切ったり骨を削ったりするので、なにか全身疾患など持病がある方は、カウンセリングの際に手術できるかかかりつけ医師に確認しましょう。
【インプラント治療の流れ】
インプラント治療は実際にどのような流れで行うのでしょうか。
医院ごとや患者様によって流れが異なる場合もありますが、1例としてご紹介いたします。
◇インプラント無料相談・検査・診断
インプラント治療は外科処置のため、すぐに治療をスタートできるわけではありません。
当医院では、最初にインプラント治療の無料相談を行ない、「インプラント治療はどのような治療なのか」「治療を受けていただくことが可能か」などをご説明させていただき、インフォームドコンセントを徹底しております。
その後、術前インプラント検査としてレントゲン撮影・口腔内カメラでの撮影を行ないます。この検査で、歯周組織に異常がないか・インプラントを埋入するスペースはあるか・埋入するにあたって必要な骨の量があるかなどを診断していきます。
インプラント検査の後、その検査結果を基に担当歯科医師による診断、治療計画をすすめます。具体的な治療期間やオペの日にち、総合的な費用等や支払いについて説明させていただくので、気になる点がございましたら、その都度確認しましょう。診断・治療計画に納得いただいた上、同意書をご記入いただきオペとなります。
◇インプラントオペ
インプラントオペは、局所麻酔下で行ないます。むし歯の治療の時のように局所麻酔で行なう場合がほとんどですが、オペに対して不安感の強い方や、極度の緊張で血圧が上がりやすい方はセデーション(静脈内鎮静法)という麻酔方法でオペを受けていただくこともできます。
セデーション(静脈内鎮静法)とは、医科などの全身麻酔とは違い、意識が完全になくなるわけではなく、ぼーっとした状態となり、インプラントオペの際に不安や緊張状態を緩和し、リラックスしてオペを受けられる麻酔方法です。
インプラントオペには、『1次法』と『2次法』の2つの方法があります。
《1次法とは》
歯肉を切開し、インプラントを埋入するために顎の骨にドリルで穴を開けます。
その穴に、インプラントと人工の歯のを繋ぐアバットメントが一体となった、1ピースインプラントを埋入します。
2ピースインプラントを使用する際は、同じようにドリルで穴をあけ、インプラント体を埋入後、アバットメントを取り付けていきます。
《2次法とは》
歯肉を切開し、インプラントを埋入するために顎の骨にドリルで穴をあけます。
その穴にインプラント体埋入し、インプラント体の上部にキャップでカバーをします。切開した歯肉を縫合して1次オペ終了です。
約2カ月~3か月後、インプラント体が顎の骨としっかりと結合したのを確認し、2次オペをおこないます。
キャップにかぶさった歯肉を切開し、キャップを外します。その後、土台となるアバットメントを取り付けます。
どちらの方法でおこなうは、診断時に判断されるので、担当歯科医師との相談のうえで行います。
また、骨が足りない場合は人工骨を造成する処置が必要になる場合もございますので、そちらに関しても診断時にお話しさせていただきます。
◇オペ後とメンテナンス
インプラント埋入オペを受けた後は、インプラントに人工歯をセットし完成です。
人工歯の部分も様々な種類があり、金額も異なりますので、ご相談のうえ決めていきます。
全ての治療を終えた後も、定期的なインプラントメンテナンスが必要になります。
インプラントはむし歯にはなりませんが、インプラント周囲炎(インプラントの歯周病)になるリスクがあります。
予防のためにも術後1~3か月に一度、当医院のインプラントクリーニングを受けていただくことをお勧めいたします。
【インプラント治療のよくある質問】
最後にインプラント治療を進めていくにあたって、よく患者様から頂く質問をまとめさせていただきました。
質問① インプラント無料相談ではどのようなことをしますか?
当医院のインプラント無料相談では、まず問診表を記入していただき、詳しいお話を聞いた上で視診・触診をし、患者様の口腔内状態や全身の状態のお話を聞いたりします。
そのうえで、当院での一般的なインプラント治療の流れについてご説明いたします。
費用や実際に必要な治療方法、期間については、検査・診断の後に詳しくご相談させていただきます。
質問②インプラント治療は痛くないですか?
オペの際には必ず麻酔を使用します。多めに麻酔は打ちますので、痛みを感じないままインプラントオペを終える方が多いです。
しかし、麻酔の効き具合は個人差があるので、麻酔が効かない場合は、バイタルを確認しつつ少しずつ麻酔を追加し慎重にオペを行いますのでご安心ください。
オペに対して大きな不安をお持ちの方は、セデーション(静脈内鎮静法)を実施し、ウトウトとねむっている状態でオペに臨む方法もご案内しておりますのでお気軽にご相談ください。
質問③デンタルローンとはなんですか?
デンタルローンとは、インプラントや矯正治療などの保険外診療における高額治療費全般を分割払いで無理なくローンを返済していただく支払い方法です。
手続きが簡単・最長120回払いが可能・Tポイントがたまるなどのメリットがございます。20歳以上の安定した収入のある方がご利用でき、連帯保証人も原則不要です。
詳しくは当医院へお問い合わせください。
質問③金属アレルギーでもインプラント治療を受けられますか?
当医院のインプラントは、ストローマンブランドの純チタン製です。
チタンで金属アレルギーを起こす確率は、非常に低いといわれています。
また、インプラントにつける人工歯の種類も非金属の白い素材もご用意があります。
質問④医療費控除とはなんですか?
年間にかかった医療費が合計10万円以上の場合、または所得が200万円未満で医療費の合計が年間所得の5%を超えている場合の方が対象の制度で、確定申告の際に医療費控除の手続きを行なうと、所得税が還付されます。
翌年の住民税も減額対象となるため、しっかり手続きを行うことをお勧めいたします。
申告の際に領収書の保管義務がございます。当医院は、領収書の再発行は致しかねますので、ご自身での管理をお願いいたします。
いかがでしたでしょうか。
少しでもインプラント治療をご検討いただくきっかけになっていただけたでしょうか?
失ってしまった歯はもう戻ることはありませんが、その機能をある程度取り戻すことはできます。
日々の生活の中で歯というのは非常に大切な役割を担っていますので、その後の生活を考えたうえでしっかり治療方針を決めていきましょう。
- 心よりご来院お待ちしております
和光市デンタルオフィススタッフ一同
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