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歯石は自宅で取れる?やってはいけない理由と歯科医院での歯石取りについてpart2
前回の記事をお読みでない方は是非part1からご覧ください。
市販の歯石取り器具は使っても大丈夫?

最近では、インターネット通販やドラッグストアなどで「歯石取り」と書かれた器具を見かけることがあります。「歯医者に行かなくても、自分で取れそう」と思われる方もいるかもしれません。
しかし、結論からいうと、市販の歯石取り器具を使ってセルフで歯石を除去することはおすすめできません。
その理由のひとつが、歯科医院と同じようには使えないからです。
歯科医院で使用するスケーラーは、歯石の付着している場所や歯の形、歯ぐきの状態に合わせて細かく使い分けています。また、明るい照明やミラーを使ってお口の中をしっかり確認しながら、必要に応じて超音波スケーラーなども併用して歯石を取り除いていきます。
一方、自宅では鏡を見ながら片手で細かい操作をすることになります。特に歯の裏側や奥歯、歯と歯の間は見えにくく、思っている以上に器具の先端がどこに当たっているのかわかりにくいものです。
実際に歯石取りで来院された患者さんから、「通販で買った器具を使ってみたけれど、怖くて途中でやめました」「少し取れた気はしたけれど、ちゃんとできているのか不安になって来ました」とお話を伺うことがあります。
また、市販の器具には「歯石取り」と書かれていても、使い方を誤れば歯や歯ぐきを傷つけてしまうことがあります。器具そのものが悪いというよりも、歯石の付着状態を見極めたり、適切な力加減や角度で操作したりするには専門的な知識と技術が必要なのです。
歯石が気になると、「少しだけだから自分で取ってしまおう」と考えてしまう気持ちもよくわかります。しかし、無理にセルフで除去するよりも、歯科医院で安全に取り除いてもらったほうが、結果的に歯や歯ぐきへの負担も少なく済みます。
歯石か着色かわからなかったり、自分で取っても大丈夫か迷ったら、まずは一度歯医者さんに相談してみるのがおすすめです。
歯石は歯医者でどうやって取るの?

歯石取りって痛そう、機械でガリガリ削られるイメージがあって怖い、というそんな理由で、歯医者さんに行きづらくなってしまう方は意外と多くいらっしゃいます。
でも実際にクリーニングを受けた患者さんからは、思っていたより全然大丈夫でした、もっと早く来ればよかったと安心してくださる患者さんはたくさんいます。
歯石取りは、いきなり歯石を取るわけではありません。まずはお口の中を見て、「どこに歯石が付いているかな?」「歯ぐきは腫れていないかな?」というところを確認していきます。同じように見えても、歯石の付き方は人それぞれ違うんです。
その様子を見ながら、その方に合った器具を使って少しずつ歯石を取っていきます。歯石がたくさん付いている場合は、水が出る専用の機械を使うこともあります。この機械は細かく振動しながら歯石を浮かせてくれるので、歯への負担をできるだけ抑えながら効率よく取り除くことができます。細かい部分は手で使う器具を使って、最後まで丁寧に仕上げていきます。
「痛みはありますか?」という質問もよくいただきますが、多くの場合は我慢できないほどの痛みはありません。ただ、歯ぐきに炎症があったり、歯石が長い間付いたままになっていたりすると、一時的にしみたり、チクッと感じたりすることがあります。 歯石を取り終わると、「歯がツルツルする!」「なんだかお口が軽くなった気がする」と喜ばれる方も多いです。私たち歯科衛生士も、その笑顔を見ると「きれいになってよかったな」と感じる瞬間です。 また、クリーニングでは歯石を取るだけではなく、「ここは歯ブラシが当たりにくいですね」「この磨き方ならもっときれいになりますよ」と、一人ひとりに合わせたセルフケアのお話もしています。 毎日しっかり磨いているつもりでも、どうしても磨き残しができてしまう場所はあります。だからこそ、自分では落としきれない汚れは歯科医院でケアし、毎日の歯磨きと組み合わせることが、お口の健康を守る一番の近道です。 歯石はためればためるほど取りにくくなり、歯ぐきへの負担も大きくなります。「最近クリーニングを受けていないな」「歯石が気になってきたな」と感じたら、ぜひ気軽な気持ちで歯科医院へ相談してみてください。
歯石をためないために今日からできること

歯石は、一度付いてしまうと自分では取ることができません。
だからこそ大切なのは、「歯石を付けないこと」です。
といっても、特別なことを始める必要はありません。毎日の歯磨きを少し意識するだけでも、お口の中は変わってきます。
患者さんとお話ししていると、「毎日ちゃんと磨いているのに歯石が付きます…」と言われることがあります。でも実際に磨き方を見てみると、「ここだけ歯ブラシが届いていなかったんですね」ということは本当によくあります。
特に歯と歯の間や、下の前歯の裏側、奥歯のさらに奥は磨き残しが多い場所です。鏡を見ながら少しだけ意識して磨くだけでも、汚れの残り方は変わってきます。
また、歯ブラシだけでは落としきれない汚れもあります。歯と歯の間はデンタルフロスや歯間ブラシを使うと、歯垢が残りにくくなり、歯石の予防にもつながります。
「フロスは難しそう」と言われることもありますが、一度使い方を覚えてしまえば数分で終わります。最初は毎日でなくても大丈夫です。できる日から少しずつ続けてみるだけでも、お口の環境は変わってきます。
そして、もうひとつ大切なのが定期検診です。
どんなに丁寧に磨いている方でも、100%磨き切ることは難しいといわれています。私たち歯科衛生士も「毎日頑張って磨かれているな」と感じる患者さんのお口でも、小さな磨き残しを見つけることがあります。
だからといって、歯磨きが足りないわけではありません。自分では落としきれない汚れを歯科医院でリセットして、また気持ちよくセルフケアを続ける。その繰り返しがお口の健康を守る一番の近道なんです。
「歯が痛くなってから行く場所」ではなく、「歯を守るために通う場所」として歯科医院を利用していただけると、歯石だけでなく虫歯や歯周病の予防にもつながります。
毎日の歯磨きと定期的なクリーニング、この2つを続けることが、歯石をためにくい健康なお口への第一歩です。
歯石は、一度付いてしまうと歯ブラシだけで落とすことはできません。 「少しだから自分で取ってみようかな」と思う気持ちもあるかもしれませんが、無理に取ろうとすると歯や歯ぐきを傷つけてしまうことがあります。見えている歯石だけを取っても、歯ぐきの中に残ってしまうことも少なくありません。
自分で無理に取ろうとせずに、歯科医院にいって取ってもらいましょう。
和光市デンタルオフィスでは歯石除去から歯周病ケアまでサポートしています
和光市デンタルオフィスでは、保険診療での歯石取りや定期的なクリーニングはもちろん、よりしっかり歯周病を予防・改善したい方へ向けた「歯周病ケアクリーニング」も行っています。
歯周病ケアクリーニングでは、専用の薬剤を使用しながら歯石や細菌のかたまりつまりバイオフィルムを丁寧に取り除き、お口の中をより清潔な状態へ導いていきます。「歯ぐきから血が出ることがある」「口臭が気になる」「歯周病をできるだけ進行させたくない」という方にもおすすめのクリーニングです。
患者さんからは、「歯ぐきがスッキリした」「お口の中がさっぱりして気持ちいい」といったお声をいただくこともあります。
もちろん、どのクリーニングがお口に合っているかは、お一人おひとりで異なります。まずは現在のお口の状態を確認し、保険診療・自費診療それぞれの特徴をご説明したうえで、ご希望に合わせたケアをご提案しています。
歯石や歯周病が気になる方、しばらく歯科検診を受けていない方は、ぜひお気軽に和光市デンタルオフィスまでご相談ください。毎日のお手入れだけでは落としきれない汚れも、私たちがしっかりサポートいたします。
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