和光市デンタルオフィス
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2023年04月22日

【専門医が徹底解説!】歯科矯正の疑問?Q&A集!PART3~裏側矯正・マウスピース矯正~

こんにちは!和光市デンタルオフィスです!

本日も矯正の疑問を専門医がお答えしていきます!

【裏側矯正について】

和光市 歯医者 和光市デンタルオフィス 矯正

裏側矯正

Q30.裏側矯正は費用が掛かりますか?

A.はい、歯の裏側に装置をつけるため、表側矯正よりも複雑で細かい調整が必要になりますので、通常の表側矯正と比べると、装置代が高くなります。

Q31.裏側矯正だと治療期間が長くなりますか?

A.前歯のでっぱりや開口などは、裏側装置のほうが改善しやすいため期間の短縮が見込めます。

しかし、一般的には裏側矯正の治療期間は長くなるといわれています。

裏側矯正の装置は、表側で使用するような既製のものが使えません。つまり、オーダーメイドの矯正装置を作る必要があるため製作期間もかかってきます。

Q32裏側矯正で使う装置は異物感などはありますか?

A.従来の大きな裏側矯正は、異物感がかなりあり、歯の動きもあまり良好な結果を得られませんでした。しかし、現在ではかなり小さなサイズになっています。このため歯の動きもよく、歯磨きもしやすくなりました。異物感がないといえばうそになりますが、かなり軽減はされました。ただ、裏側矯正装置は歯科医院によって異なりますので、事前に確認しておくことをお勧めいたします。

Q33.裏側矯正をすると、滑舌が悪くなりますか?

A.舌がある裏側に装置を付けるので最初はしゃべりずらくなる方もいます。特にサ行、ラ行の発音は空気が漏れて発音しにくくなることがあります。

しかしほとんどの方が1週間程度で慣れてきます。

Q34.口内炎になりやすいと聞きましたが本当ですか?

A.口内炎に関しては、表側矯正・裏側矯正に関係なく装置が口腔内に触れることによって発生します。

表側矯正の場合、内側の唇やほっぺに装置があたって口内炎になることがあります。

裏側矯正の場合、舌が装置に触れて口内炎になることがあります。

当医院では対処法としてやわらかいプラスチックで埋めたり、ワックスでカバーをするような製品をご用意しております。

Q35.表側矯正に比べると裏側矯正は痛みが少ないですか?

はい、裏側矯正にかける力は表側にかける力に比べると小さいので、痛みが少ないことが特徴です。

その分、患者様のストレスを軽減することが出来ます。

Q36.裏側矯正は歯磨きが難しいですか?

A.表側矯正に比べると難しいです。

歯の裏側は見えにくいため、矯正装置まわりに食べかすが残っていてもなかなか気づきにくいのです。

当医院では裏側矯正に適した歯ブラシ「ワンタフトブラシ」をご案内しております。

細かい隙間を磨けるので、汚れの落ちにくい歯茎の部分もきれいにすることが出来ます。

Q37.裏側矯正をしながらホワイトニングはできますか?

A.はい、出来ます。

表側には装置がついていない為、歯科医院で行うオフィスホワイトニングが可能です。

歯の表側も同時にきれいにできるというのは裏側矯正の大きなメリットです。

Q38.裏側矯正でも部分矯正はできますか?

A.はい、もちろんできます。

前歯のガタガタだけ治したいけど、目立つ矯正はしたくないという方にオススメです。

しかし、上下のあごのバランス、歯の健康状態、でこぼこの程度によっては対応できない症例もありますので、詳しくは無料カウンセリング・検査・診断でご相談させていただきます。

Q39.上の歯だけ裏側矯正で下の歯は表側矯正にすることはできますか?

A.はい、できます。裏側矯正には「ハーフリンガル矯正」「フルリンガル矯正」と二種類あります。

「ハーフリンガル矯正」とは、上の歯だけ裏側矯正で、下の歯は表側矯正で行う方法です。下の歯は表側に矯正器具がありますが、舌の唇に隠れてほとんど見えません。なので目立ちにくいです。

それに対して「フルリンガル矯正」とは、上下ともに裏側矯正で行う方法です。

Q40.フルリンガル矯正のメリット・デメリットはなんですか?

A.フルリンガル矯正の最大のメリットは、裏側なので目立ちにくいという点です。

デメリットは、下あごは上あごに比べて小さいので下に装置があたると滑舌が悪くなってしまうことです。

しかし、慣れてしまえば気にならなくなることがほとんどです。

Q41.抜歯した隙間が気になります。対処方法はありますか?

A.抜歯したはがきになる場合は、カモフラージュとして一時的にその部分に仮の歯を付けます。そしてその歯を少しずつ削って歯を動かしていきます。その後隙間が小さくなったところで仮の歯を除去して最終的に隙間をすべて閉じます。しかし、仮の歯を付けることによって歯の動きが多少悪くなったり、汚れが溜まりやすくなってしまうので、注意が必要です。

Q42.裏側の装置を外した後はどういう治療が必要ですか?

A.表側矯正と同じように、後戻り防止の装置を付けていただきます。

装置の種類は、マウスピース装置や裏側にワイヤーをつけるタイプがございます。

【マウスピース矯正について】

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マウスピース矯正

Q43.マウスピース矯正は、どんな人にも適していますか?

A.症例によってはマウスピース矯正では適応できない場合があります。

例えば、ガタガタしている歯が多く抜歯をしなければいけない患者さんはお勧めできません。

歯を動かす量が多いほどマウスピースで動かすのは困難だからです。

マウスピース矯正は歯を動かす量がさほど多くなく抜歯を必要としない患者さんに限られる方法です。

Q44.1日どれぐらいマウスピースをつけていたらいいですか?

A.基本的に食事と歯を磨くとき以外は外さないで下さい。

最低でも20時間以上はつけていないと、うまく歯が動かず、治療期間が延びたり、歯が変に動いてしまったりします。

取り外しが可能な点が魅力ですが、注意が必要です。

Q45.マウスピース矯正はどのような仕組みで歯を動かしますか?

A.矯正用マウスピースは、様々な種類があります。当医院で扱っているマウスピースは「インビザライン」というシェア率が最も高いマウスピースです。

仕組みとしては、お口の中をスキャンして現在の歯の並びから理想の歯の並びへのシュミレーションを行い、それに合わせてマウスピースを作製していきます。

シュミレーションに沿って作成されたマウスピースを1週間~10日ごとに交換することによって歯が動くという仕組みです。

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口腔内Scan

Q46.マウスピース矯正では痛みはありますか?

A.歯を動かす力がかかるので、マウスピースを装着するとじわじわ痛みを感じます。

痛いということは、歯が動いている証拠なのでがんばりどころです。しかし、あまりにも痛い場合は、移動量を減らしたりできるので、我慢せずに担当医に伝えましょう。

Q47.マウスピース矯正をしながらホームホワイトニングは出来ますか?

A.はい、できます。ただ、使用方法や使用時間についての注意事項は必ず説明を受け、使ってください。

Q48.装着しているマウスピースが割れることはありますか?

A.中途半端にマウスピースをはめた状態で噛みこんだりすると割れてしまうことがあります。

なので、当医院ではアライナーチューイの使用をお願いしております。詳しくはスタッフまでお尋ねください。

Q49.マウスピースがきつくて入らないのですが、どうしたらいいですか?

A.考えられる原因は、使用時間が短いことです。マウスピースの装着時間が1日20時間未満ですと、歯の動きが悪くなります。

あまりにも合わなくなってしまうと追加でマウスピースを作ったりしなければいけません。

裏側矯正や、マウスピース矯正は、見た目が気になる方にオススメの矯正方法ですが、人気な分、疑問も多いですよね。

少しでも皆様のお役に立てたらうれしいです。