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歯が痛い原因は何?考えられる症状と今すぐできる対処法を解説part4
前回の記事をお読みでない方はpart3からぜひご覧ください
放置するとどうなる?part3

感染根尖歯周炎を放置した場合
「昔治療した歯が急に痛くなった」「噛むと歯の根元が痛い」
このような症状がある場合、“感染根尖歯周炎”が起きている可能性があります。少し難しい名前ですが、簡単に言うと、歯の根の先に細菌感染が起こり、炎症や膿がたまっている状態です。
これは主に、虫歯が進行して神経が死んでしまった歯や、過去に神経の治療つまり根管治療をした歯で起こりやすいトラブルです。歯の内部や根の先に細菌が残ることで炎症が続き、徐々に症状が出てきます。
感染根尖歯周炎の厄介なところは、初期には自覚症状が少ないこともある点です。「少し違和感がある」「噛むとなんとなく響く」程度で経過することもあります。しかし、放置していると炎症が広がり、強い痛みや腫れにつながることがあります。
症状が進行すると、次のような変化が出やすくなります。
・噛むと痛い
・歯が浮いたような感じがする
・ズキズキとした痛みが出る
・歯ぐきが腫れる
・膿がたまる
・顔まで腫れることがある
特に、根の先に膿がたまると、歯ぐきがぷくっと腫れたり、押すと違和感が出ることがあります。炎症が強くなると、何もしなくてもズキズキと痛みが続き、食事がしづらくなることもあります。
また、一時的に痛みが落ち着くこともありますが、これは自然に治ったわけではありません。感染自体は残っているため、疲労や体調不良をきっかけに再び悪化するケースも多く見られます。
さらに放置が長くなると、歯を支えている骨が溶かされてしまったり、歯を残すことが難しくなる場合もあります。炎症が大きく広がったケースでは、再度の根管治療や外科的な処置、場合によっては抜歯が必要になることもあります。
特に注意したいのが、「神経を取った歯だからもう痛まないと思っていた」というケースです。神経がない歯でも、根の先で炎症が起これば痛みは出ます。むしろ症状に気づきにくく、発見が遅れてしまうことも少なくありません。
感染根尖歯周炎は、早めに対処することで歯を残せる可能性が高くなります。「昔治療した歯が痛い」「噛むと違和感がある」といった症状がある場合は、我慢せず早めに歯科医院で確認してもらうことが大切です。
今すぐできる対処法

虫歯が痛いときの対処法
虫歯による痛みがあると、「今すぐどうにかしたい…」と感じる方も多いと思います。特に、夜間やすぐに歯科医院へ行けないタイミングでは、不安になりますよね。
ただし大前提として、虫歯は自然に治ることはありません。ここでご紹介する対処法は、あくまで“応急的に痛みを和らげる方法”です。症状が落ち着いたとしても、できるだけ早めに歯科医院を受診することが大切です。
虫歯が痛いときは、まず刺激を避けることがポイントになります。
例えば、
・痛い側で噛まない
・冷たいものや熱いものを避ける
・甘いものを控える
・硬い食べ物を避ける
といったことを意識するだけでも、痛みが和らぐことがあります。
また、痛みが強い場合には、市販の鎮痛薬を一時的に使用するのもひとつの方法です。無理に我慢し続けるよりも、適切に痛みをコントロールすることで体への負担を減らしやすくなります。ただし、鎮痛薬はあくまで痛みを抑えているだけで、虫歯自体を治しているわけではありません。
さらに、「冷やしたほうがいいですか?」と質問されることもあります。軽く冷やすことで楽になる場合もありますが、氷を長時間当て続けるような強い冷却は逆効果になることがあります。血流が悪くなった反動で、後から痛みが強くなるケースもあるため注意が必要です。
一方で、やってはいけない対処法もあります。
特に注意したいのが、
・患部を強く触る
・爪楊枝などで刺激する
・痛い部分を叩く
・アルコールで消毒しようとする
といった行為です。
刺激によって炎症が悪化し、さらに痛みが強くなることがあります。
また、「一度痛みが落ち着いたから様子を見よう」と思ってしまう方もいますが、虫歯は進行している可能性があります。特に、強い痛みのあと急に症状が軽くなった場合は、神経が弱っているサインのこともあるため注意が必要です。
虫歯による痛みは、早めに治療するほど歯を残しやすく、治療の負担も少なく済みます。「まだ大丈夫かな」と我慢せず、できるだけ早めに歯科医院で診てもらうようにしましょう。
歯周病が痛いときの対処法
歯周病による痛みは、虫歯のように「歯そのものがズキズキ痛む」というよりも、「歯ぐきが腫れて痛い」「噛むと違和感がある」といった症状として現れることが多いです。特に、歯ぐきが腫れているときは炎症が強くなっているサインの可能性があります。
歯周病による痛みがあるときは、まず“刺激を減らすこと”が大切です。
例えば、
・痛い側で無理に噛まない
・硬い食べ物を避ける
・辛いものや熱すぎる食べ物を控える
といったことを意識すると、歯ぐきへの負担を減らしやすくなります。
また、「歯ぐきが腫れているから磨かないほうがいいのでは?」と思う方もいますが、汚れが溜まったままだと炎症が悪化しやすくなります。強くごしごし磨く必要はありませんが、やわらかめの歯ブラシで優しく清掃することが大切です。
ただし、強く刺激しすぎるのは逆効果です。
特に、
・腫れている部分を強く押す
・何度も触る
・爪楊枝などでつつく
といった行為は、炎症を悪化させる原因になることがあります。
また、腫れが強い場合は、軽く冷やすことで楽になるケースもあります。ただし、虫歯のときと同様に、氷を長時間直接当て続けるような強い冷却はおすすめできません。
痛みが強い場合には、市販の鎮痛薬を一時的に使用する方法もあります。しかし、歯周病は細菌による炎症が原因のため、痛みだけを抑えても根本的な解決にはなりません。
さらに注意したいのが、「腫れが引いた=治った」ではないという点です。歯周病は症状が波のように落ち着いたり悪化したりを繰り返すことがあります。一時的に楽になっても、歯周病自体は進行しているケースも少なくありません。
歯周病による痛みがあるときに、特に注意したい症状は次のようなケースです。
・歯ぐきが大きく腫れている
・膿が出ている
・噛めないほど痛い
・顔まで腫れている
・発熱がある
このような場合は、炎症が強くなっている可能性があるため、できるだけ早めの受診が必要です。
歯周病は、早い段階でケアを始めるほど進行を抑えやすくなります。「少し腫れているだけだから」と放置せず、違和感の段階で歯科医院に相談することが大切です。
知覚過敏がつらいときの対処法
「冷たいものを飲むたびにしみる」「歯ブラシが当たるとピリッとする」
知覚過敏は虫歯のような強い痛みではないことが多いため我慢してしまう方もいますが、症状が続く場合は適切なケアが大切です。
知覚過敏の症状があるときは、まず“歯への刺激を減らすこと”がポイントになります。
例えば、
・冷たい飲み物やアイスを控える
・酸っぱいものを摂りすぎない
・硬い歯ブラシを避ける
・ゴシゴシ強く磨かない
といったことを意識するだけでも、症状が和らぐことがあります。
特に多いのが、「しっかり磨こうとして力を入れすぎている」ケースです。強いブラッシングは歯や歯ぐきを傷つけ、知覚過敏を悪化させる原因になることがあります。歯磨きは“強く”ではなく、“優しく丁寧に”が基本です。
また、市販の知覚過敏用歯磨き粉を使うのもひとつの方法です。継続して使用することで、刺激を感じにくくなる場合があります。ただし、すぐに完全に治るわけではないため、毎日のケアを続けることが大切です。
さらに、食いしばりや歯ぎしりが原因で症状が出ている場合は、歯への負担を減らすことも重要になります。無意識に噛み締めていないか意識したり、睡眠中の歯ぎしりが疑われる場合は歯科医院で相談してみるのもおすすめです。
一方で、やってはいけない対処法もあります。
特に注意したいのが、
・しみる部分を強く磨く
・頻繁に刺激を確認する
・冷やしすぎる
といった行為です。
「本当にしみるかな?」と何度も冷たい水で試してしまう方もいますが、刺激を繰り返すことで症状が悪化することがあります。
また、知覚過敏だと思っていても、実際には虫歯や歯のヒビが隠れているケースもあります。特に、
・何もしなくても痛い
・ズキズキする
・痛みが長く続く
といった場合は、知覚過敏以外の原因が関係している可能性もあるため注意が必要です。
知覚過敏は、適切なケアで症状を改善できることも多い症状です。「少ししみるだけだから」と我慢せず、症状が続く場合は早めに歯科医院で原因を確認してもらいましょう。
親知らずが痛いときの対処法
親知らずが痛くなると、「口を開けるのもつらい」「奥歯がズキズキする」といった症状が出ることがあります。特に、親知らずの周囲に炎症が起きている場合は、歯ぐきが腫れたり、噛みにくさを感じることも少なくありません。
親知らずの痛みがあるときは、まず炎症を悪化させないことが大切です。
例えば、
・痛い側で噛まない
・硬い食べ物を避ける
・刺激の強い食べ物を控える
・睡眠不足や疲労を溜めない
といったことを意識すると、炎症が悪化しにくくなります。
また、親知らずの周囲は汚れが溜まりやすいため、できる範囲で清潔に保つことも重要です。ただし、腫れている部分を強く磨いたり、無理に触るのは逆効果になることがあります。やわらかめの歯ブラシで優しく清掃する程度にしておきましょう。
腫れや熱感が強い場合は、軽く冷やすことで楽になるケースもあります。ただし、氷を直接長時間当てるなど、冷やしすぎには注意が必要です。
また、痛みが強い場合には、市販の鎮痛薬を一時的に使用する方法もあります。しかし、親知らずの炎症は細菌感染が原因になっていることも多く、痛み止めだけでは根本的な解決にはなりません。
一方で、やってはいけない対処法もあります。
特に注意したいのが、
・腫れている部分を何度も触る
・爪楊枝などで強く刺激する
・無理に親知らず周囲の汚れを取ろうとする
といった行為です。
刺激によって炎症がさらに悪化し、腫れや痛みが強くなることがあります。
また、「痛みが落ち着いたから大丈夫」と思って放置してしまう方もいますが、親知らずは疲れや体調不良をきっかけに再び炎症を起こすケースが多くあります。特に、何度も腫れや痛みを繰り返している場合は、今後もトラブルが起こる可能性が高いため注意が必要です。
さらに、
・口が開かない
・頬まで腫れている
・発熱がある
・飲み込むのがつらい
といった症状がある場合は、炎症が強く広がっている可能性があります。できるだけ早めに歯科医院を受診しましょう。
親知らずは、生え方によってトラブルの起こりやすさが大きく変わります。「少し違和感があるだけ」と思っていても、早めに確認しておくことで、大きな腫れや強い痛みを防ぎやすくなります。
歯のヒビ・破折が疑われるときの対処法
「噛んだ瞬間にピキッと痛む」「特定の歯だけ違和感がある」
このような症状がある場合、歯にヒビが入っていたり、歯が割れている可能性があります。歯のヒビや破折は、見た目ではわかりにくいことも多いため、「虫歯じゃないのに痛い」と感じる方も少なくありません。
歯のヒビや破折が疑われるときは、まず“歯に負担をかけないこと”がとても大切です。
例えば、
・痛い側で噛まない
・硬い食べ物を避ける
・ガムやするめなど負担の大きいものを控える
・食いしばりを意識して減らす
といったことを意識することで、ヒビが広がるリスクを減らしやすくなります。
特に注意したいのが、「痛いけどまだ噛めるから大丈夫」と無理に使い続けてしまうことです。歯には毎日大きな力がかかるため、小さなヒビでも徐々に広がってしまう可能性があります。
また、歯のヒビが原因でしみる症状が出ている場合は、冷たいものや熱いものを避けることで刺激を減らしやすくなります。痛みが強い場合には、市販の鎮痛薬を一時的に使用するのもひとつの方法です。
一方で、やってはいけない対処法もあります。
特に注意したいのが、
・痛みを確認するために何度も噛む
・硬いものを無理に食べる
・違和感のある歯を舌や指で触り続ける
といった行為です。
「どれくらい痛いか確認したくて何度も噛んでしまう」という方もいますが、刺激を繰り返すことでヒビが悪化し、破折につながることがあります。
また、歯のヒビは見た目ではわかりにくく、レントゲンにも映らないことがあるため、自己判断が難しい症状です。特に、
・噛んだ瞬間だけ痛い
・痛みが出たり落ち着いたりする
・虫歯ではないと言われたのに違和感がある
といった場合は、ヒビが隠れているケースもあります。
さらに、神経を取った歯は内部がもろくなっているため、破折のリスクが高くなります。「昔治療した歯が急に痛み出した」という場合も注意が必要です。
歯のヒビや破折は、早めに発見できるほど歯を残せる可能性が高くなります。「そのうち治るかな」と様子を見続けるのではなく、違和感がある段階で歯科医院に相談することが大切です。
噛み合わせ・食いしばりが原因のときの対処法
「虫歯はないと言われたのに歯が痛い」「朝起きると歯や顎が疲れている感じがする」
このような場合、噛み合わせや食いしばりが関係している可能性があります。
食いしばりや歯ぎしりは、自分では気づいていないことも多いですが、歯や顎にとても強い力をかけています。その負担が続くことで、歯の痛みや違和感、知覚過敏のような症状につながることがあります。
噛み合わせや食いしばりが原因と考えられる場合は、まず“歯への負担を減らすこと”が大切です。
例えば、
・上下の歯を接触させ続けないよう意識する
・硬い食べ物を控える
・頬杖をつかない
・長時間の食いしばりに気づいたら力を抜く
といったことを意識するだけでも、歯や顎への負担を減らしやすくなります。
特に重要なのが、「上下の歯を普段から接触させないこと」です。本来、リラックスしているときは上下の歯は離れているのが正常な状態です。しかし、集中しているときやストレスを感じているときに、無意識で噛み締めている方は少なくありません。
また、睡眠中の歯ぎしりが疑われる場合は、できるだけ疲労やストレスを溜めすぎないことも大切です。完全になくすことは難しくても、負担を軽減できる場合があります。
痛みが強い場合には、市販の鎮痛薬を一時的に使用する方法もあります。ただし、原因となっている力の負担が改善されなければ、症状を繰り返してしまうことがあります。
一方で、やってはいけない対処法もあります。
特に注意したいのが、
・痛みがある歯で無理に噛み続ける
・食いしばりを自覚しているのに放置する
・「虫歯じゃないから大丈夫」と我慢する
といった行為です。
歯への負担が続くと、知覚過敏だけでなく、歯のヒビや破折につながることもあります。さらに、顎関節に負担がかかり、「口を開けると痛い」「顎がカクカク鳴る」といった顎関節症の症状が出るケースもあります。
また、噛み合わせや食いしばりによる痛みは、見た目では原因がわかりにくいため、自己判断が難しいのも特徴です。
・朝に痛みが強い
・歯が浮いたように感じる
・肩こりや頭痛もある
・詰め物がよく外れる
といった症状がある場合は、歯に強い負担がかかっているサインかもしれません。
小さな違和感の段階で対処することで、歯や顎へのダメージを抑えやすくなります。「原因がわからない歯の痛み」が続いている場合は、早めに歯科医院で相談してみましょう。
感染根尖歯周炎が疑われるときの対処法
「昔治療した歯がズキズキ痛む」「噛むと歯の根元が響く感じがする」
このような症状がある場合、感染根尖歯周炎が起きている可能性があります。
感染根尖歯周炎とは、歯の根の先に細菌感染が起こり、炎症や膿がたまっている状態です。神経を取った歯や、以前根管治療をした歯で起こることが多く、疲れや免疫力の低下をきっかけに急に痛みが強くなるケースもあります。
感染根尖歯周炎が疑われるときは、まず“炎症を悪化させないこと”が大切です。
例えば、
・痛い側で噛まない
・硬い食べ物を避ける
・患部を強く触らない
・無理に押したり刺激しない
といったことを意識することで、痛みの悪化を防ぎやすくなります。
特に、噛む刺激によって炎症部分に圧力がかかると、ずきずきした痛みが強くなることがあります。「痛いけど食事はできるから」と無理に使い続けると、症状が悪化する場合もあるため注意が必要です。
また、腫れや熱感が強い場合は、軽く冷やすことで楽になるケースがあります。ただし、氷を直接長時間当てるなど、強く冷やしすぎるのは逆効果になることもあります。
痛みが強い場合には、市販の鎮痛薬を一時的に使用する方法もあります。しかし、感染根尖歯周炎は細菌感染が原因のため、痛み止めだけでは根本的に治すことはできません。
一方で、やってはいけない対処法もあります。
特に注意したいのが、
・腫れている部分を何度も触る
・歯ぐきを押して膿を出そうとする
・アルコールで消毒しようとする
・「一度痛みが引いたから大丈夫」と放置する
といった行為です。
一時的に症状が落ち着くこともありますが、感染自体がなくなったわけではありません。むしろ、炎症が内部で進行しているケースもあります。
また、
・歯ぐきが大きく腫れている
・顔まで腫れている
・発熱がある
・何もしなくてもズキズキ痛む
といった症状がある場合は、炎症が強く広がっている可能性があります。できるだけ早めの受診が必要です。
感染根尖歯周炎は、適切な根管治療によって改善を目指せるケースも多くあります。「昔治療した歯だから大丈夫」と思わず、違和感や痛みがある場合は早めに歯科医院で確認してもらいましょう
今日はここまで!次回もお楽しみに!
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