よくあるご質問

Q & A

小児矯正

こどもの矯正を考えるのは、いつからが最適でしょうか?

年齢的には6、7歳頃がいいと思います。下の前歯が4本、上の前歯が2本、永久歯が生えてきたタイミングだと小児矯正が必要かどうかを判断するのに最適です。



顎が小さい場合は、将来歯並びが悪くなる可能性は高いですか?

その通りです。平均値よりも“顎が小さい”、または“歯が大きい”場合は、不正咬合を引き起こします。例えば、上顎が小さいのであれば、男女ともに10歳頃までが上顎の成長発育が期待できるため、取り外し式の小児矯正装置を早くから使用していくことをお勧めいたします。



小児矯正はどこまでを治す治療でしょうか?

一般的には、顎の発育コントロールをしつつ、永久歯の前歯4本を配列するところまでが小児矯正の主な目的(ゴール)となります。その後は保定観察をしていき、犬歯から大臼歯がうまく並べば小児矯正で矯正治療は終了しますが、並ばない場合は、その後は成人矯正を改めて検討していただきます。



小児矯正装置は取り外し式のものだと、1日あたり何時間使用すればいいでしょうか?

例えば、拡大床(顎を拡げる装置)であれば、最低8時間以上/日の使用時間が必要になります。当院の場合は、“学校から自宅へ帰ってきた時から翌日の朝まで”でトータル13時間程度の着用をお勧めしております。もちろん食事、お風呂、歯磨きの際は外していただいて構いません。学校には持っていく必要がありませんので人目を気にすることなく始めることができます。



15歳のこどもなのですが、小児矯正の適応となりますか?

基本的には永久歯列へ生え変わっている年齢では、成人矯正の適応となります。

成人矯正では、マウスピース矯正もしくは表側、裏側のワイヤー矯正など幅広い方法で対応可能です。