よくある質問|入れ歯

DENTURES

入れ歯

入れ歯は、保険治療の範囲で製作できますか?大体でいいのですが、費用はどれほどかかりますか?

入れ歯は保険治療の範囲内で製作することが可能です。保険適用の入れ歯は、主にレジン(プラスチック)製で、基本的な機能と外観を提供しますが、審美性や耐久性は自費治療の入れ歯に比べて劣ることがあります。保険治療の入れ歯の費用は、患者の自己負担割合によりますが、おおよそ数千円から1万円程度、総入れ歯の場合は1万円から2万円程度が目安です。ただし、具体的な費用は、治療の内容や地域によって異なるため、詳細は担当の歯科医師に確認してください。自費治療の場合、素材やデザインの選択肢が広がり、金属床やセラミック、スマイルデンチャーなどの高機能・高審美な入れ歯が選べます。


他の歯医者さんだと前回の製作から6ヶ月経たないと新しい入れ歯は作れない。」と言われたんですけど、そんなルールはあるんですか?

はい、保険制度としてはそのようなルールとなっております。同一設計の入れ歯に関してはそのような“6ヶ月の縛り”がございます。これは日本の健康保険制度に基づく規定です。保険適用の入れ歯は、原則として6ヶ月以内に新しいものを作ることができません。ただ例外として、6ヶ月以内でも歯を新しく失い、設計が異なる入れ歯を新しく製作する必要が生じた場合はその限りではございません。例えば、既存の入れ歯が破損したり、適合しなくなったりして、修理や調整が困難な場合、新しい入れ歯を作る必要が認められます。このような場合には、担当の歯科医師が適切な診断を行い、保険適用の範囲内で新しい入れ歯を作成することが可能です。


他の歯科医院で作った入れ歯は診てもらえますか?痛いところがあるのですが、調整もしてもらえるでしょうか?

もちろん可能です。他の歯科医院で作った入れ歯でも、診てもらうことは可能です。新しく製作したものは口内炎ができやすかったり、年々歳の変化とともに顎の骨や歯肉は痩せていきます。入れ歯もそれに合わせて調整していくことが必須であると考えていただければと思います。入れ歯に痛みや不快感がある場合、その原因を特定し、適切な調整を行うことができます。
他の医院で作成された入れ歯の調整や修理を依頼する際には、現在の入れ歯の状態やこれまでの使用履歴を詳しく説明することが重要です。歯科医師が適切な対応をするために、できるだけ多くの情報を提供してください。


入れ歯安定材のようなものがないと入れ歯が外れてしまうのですが、仕方がないでしょうか?

やむを得ない場合もありますが、入れ歯安定剤を使用しなくとも歯茎と入れ歯が密着することで吸着力が発生し外れないことが理想です。入れ歯が安定せず、入れ歯安定材が必要な場合、根本的な原因を確認することが重要です。入れ歯が外れるのは、適合性が悪くなっている可能性があります。入れ歯の適合性が悪い場合、歯科医師による調整が必要です。歯茎の形状や骨の変化により、入れ歯が合わなくなることがあります。定期的な調整で適合性を保ちましょう。安定材に頼らずに入れ歯を快適に使用するためには、歯科医師の診察と適切な処置が不可欠です。問題を放置せず、早めに相談して対策を講じることが大切です。


スマイルデンチャーは他のノンンクラスプデンチャーと比較して何が優れていますか?

修理対応が幅広く可能な点です。増歯(人工歯追加)・リベース(歯茎との隙間を埋める)・破折修理に加え、患者様の過失による紛失・破損までも一定のサポートが受けられるのは、スマイルデンチャーの人気の秘訣かなと思います。スマイルデンチャーは柔軟性のある素材で作られているため、装着時の違和感が少なく、口腔内にぴったりとフィットします。軽量で薄いため、装着していることを忘れるほどの快適さを提供します。割れにくく、耐久性に優れています。これにより、長期間にわたって使用することができます。使われる素材はアレルギーを引き起こしにくく、生体適合性が高いため、多くの患者にとって安全で安心して使用できる選択肢です。


スマイルデンチャーTi+/Co+にすると、通常のスマイルデンチャーより柔らかさは減りますか?

はい、本来スマイルデンチャーは柔らかい特殊なプラスチックがメインとなっておりますので、チタンがコバルトクロムのような金属が入ると柔らかさは少し感じられにくくなるかもしれません。ただ、通常のコバルトクロムに比べ、チタンは軽い金属ですし、金属であるからこそ、薄くても割れず、違和感が少ない発音しやすい設計にすることができます。スマイルデンチャーTi+/Co+は、通常のスマイルデンチャーに比べて柔らかさが減る傾向があります。しかしその分強度と耐久性が向上し、より安定した使用感を提供します。義歯の選択において、患者のニーズと口腔内の状況を考慮し、歯科医師と相談して最適な素材を選ぶことが重要です。


よく口内炎ができるのですが、シリコンを使用したものがいいでしょうか?

まずは原因をしっかり確認した方がいいかと思います。入れ歯が合わないために出来ている傷なのかもしれませんし、口腔がんなどの他の軟組織病変の可能性もあります。もし、入れ歯が合わないことが原因ならば、今の入れ歯をまず内面調整及び咬合調整を行って経過を見ていくか、例えば、スマイルデンチャーシリコンであれば、歯茎に優しいシリーズになりますのでお乗り換えをご検討いただければと思います。口内炎が頻繁にできる場合、シリコンを使用した義歯は有効な選択肢となり得ます。しかし、最適な治療方法を選ぶためには、歯科医師と相談し、個々の口腔内の状態に基づいたアドバイスを受けることが重要です。


スマイルデンチャーは総入れ歯に対応できますか?

申し訳ございませんが、スマイルデンチャーは部分入れ歯設計のみでのご案内となります。 スマイルデンチャーは部分入れ歯として、残っている天然歯にクラスプ(留め具)で固定する設計です。総入れ歯の場合、すべての歯が失われているため、固定するための天然歯が存在しないのでスマイルデンチャーの設計が適用できません。また、スマイルデンチャーは柔軟性のある素材で作られており、部分的な欠損を補うために最適です。しかし、総入れ歯では広範囲の歯と咬合力を支える必要があり、スマイルデンチャーの素材では十分な支持力と安定性を提供できません。


インプラントと部分入れ歯とどちらがいいでしょうか?

症例にもよりますが、やはりインプラントの方がおすすめです。なぜなら、部分入れ歯は残っている歯にかなり大きな負担を強いる設計が前提となっています。部分入れ歯は定期的な調整や作り変えが必要となる場合多く、その際にドミノ倒しのようにさらに歯を失う負の連鎖が起きやすいからです。インプラントのように自立した設計の方が残存歯に優しく、長期的には費用対効果が大きく経済的です。適切なケアを行えば、インプラントは非常に長持ちします。また、インプラントは天然の歯に非常に近い見た目と機能を提供します。噛む力や安定性も優れており、食事や会話を快適に楽しむことができます。


ブリッジと部分入れ歯ではどちらがいいでしょうか?

シチュエーションによりますが、数ヶ月後にインプラント治療を行う前提でお考えの場合は、ブリッジよりも部分入れ歯でお過ごしいただく方がいいと思います。ブリッジですと、支台歯(支えになる歯)を多く削りますので、その後にインプラントをされるのであれば、結果的には無駄な切削となってしまいます。ただ、将来そこにインプラントすることが難しいのであれば、部分入れ歯よりもブリッジが望ましいと思います。ブリッジに比べ、部分入れ歯の残存歯に与える負担は非常に大きいため、保険適用の金具の入れ歯はできるだけ避けた方が賢明です。



入れ歯の手入れ、洗浄方法はどうしたらいいですか?

毎食後義歯を外して義歯用ブラシ(または歯ブラシで代用)を使用して、義歯を手のひらに乗せた状態で義歯を磨きましょう。落として壊してしまったり、排水溝に流してしまうこともあるので気をつけて下さい。
就寝時は義歯を磨いた後に義歯洗浄剤を入れた水に保管してください。洗浄剤を使用することでブラシだけでは落としきれなかった汚れや細菌を除去することができます。義歯は熱に弱い素材でできています。お湯を使用すると義歯が変形してしまうのでお湯は使用しないでください。洗浄後は、義歯をしっかりとすすぎ、口内に装着する前に洗浄剤が残っていないことを確認します。



就寝中外した方が良いですか?

入れ歯を1日中つけっぱなしのままにすると歯ぐきの粘膜を圧迫してしまいます。圧迫された部分は赤くなったり炎症ができて痛みや口内炎の原因になってしまいます。また、寝ている間は唾液が減少するので、口の中で細菌が繁殖しやすい環境になっています。入れ歯に着いた細菌が増殖することで虫歯や歯周病だけではなく、口腔カンジダ症、義歯性口内炎、誤嚥性肺炎を引き起こす原因にもなります。就寝時は入れ歯を外してください。就寝中は義歯を清潔な水や義歯洗浄液に浸けて保管し、朝にはしっかり洗浄してから装着するようにしましょう。これにより、口腔内の健康を維持し、義歯を快適に使用できます。



入れ歯を使用すると食事の味が変わりますか?

入れ歯によって口の中の粘膜が覆われることで一時的に味覚障害や発音障害が発生することもあります。しかしほとんどの場合しばらくして入れ歯に慣れてくると気にならなくなります。
入れ歯により、食べ物が直接舌に触れる部分が減ることで味覚の感じ方に影響を与えることがあります。さらに、義歯の素材やフィット感が口の中の感覚に影響を与え、食べ物の味や質感が異なって感じられる場合があります。保険で作る入れ歯は歯ぐきのピンク色の部分はレジンで作られています。レジンは熱を通しにくいので、食べ物の温度が感じにくくなります。自費治療ではレジンの部分を金属で作ることで温度を感じることができる入れ歯も作製することができます。


入れ歯完成までに通院する回数はどれくらいですか?

義歯の作成には、一般的に5〜6回の通院が必要です。初診で口腔内の評価と計画を行い(1回目)、次に歯茎や歯の型取りである印象採取(2回目)を行います。入れ歯の高さを決める咬合採取(3回目)を行います。その後、仮の義歯を試着して調整(4回目)、最終的な義歯を装着(5回目)します。ここで義歯のお渡しができます。義歯を使用していただき、装着後の調整のための通院が1〜2回必要です。患者さんの口腔内の状態によっては、通院回数が増えることもあります。具体的な計画については実際に口腔内を拝見してからお伝えします。


入れ歯に歯磨き粉はなんでダメなんですか?

歯磨き粉に含まれる研磨剤が入れ歯に傷をつけてしまいます。義歯はアクリル樹脂や金属で作られており、研磨剤が表面に微細な傷をつけると、そこに細菌やプラークが溜まりやすくなります。小さい傷が汚れや匂いの原因になってしまいます。ブラシだけでは汚れは取りきれないので、義歯用洗浄剤を就寝時に使用してください。なにか洗剤を用いて義歯を洗いたい場合は食器洗浄用の中性洗剤の使用をお勧めします。 さらに、傷がついた義歯は耐久性が低下し、破損しやすくなるため、修理や交換の頻度が増えてしまいます。義歯は正しく手入れして清潔に保ち、長持ちさせましょう。


入れ歯で何でも食べられますか?

義歯の咬む力は天然の歯の半分程度の強度となっています。噛む力や安定性が天然歯に比べると劣るため、硬い食べ物や粘りのある食べ物は避けた方が良い場合があります。例えば、硬い食べ物は義歯が欠けたり壊れたりする原因にもなるのでお煎餅やナッツなどの硬いものは避けてください。またお餅やガムなどの粘着質な食べ物は義歯にくっついてしまいます。義歯が外れることもあります。お肉などを噛み切ることも義歯は苦手です。小さく切ってから食べるようにして、柔らかいものから順に慣らしてください。徐々に硬いものを食べていくことで自分自身で食べられる物の硬さが把握できるようになります。


最近入れ歯が緩くなって気がするんですが、どうしたらいいですか?

まず、歯科医師にご相談ください。義歯の緩みは、歯茎や顎の骨の変化などが原因で起こることが多く、適切な調整が必要です。自己判断で対処しないようにしましょう。歯科医院にて義歯の調整や内側を再形成する「リライニング」を行い、フィット感を回復させます。必要に応じて、新しい義歯の作成も検討されます。応急的な対処として、義歯用接着剤を使用することもできますが、これは一時的なものであり、早めに修理が必要です。定期的な歯科検診を受けることで、早期に問題を発見し、対処することが可能です。義歯は丁寧に扱い、定期的な手入れを行いましょう。お困りの際は、遠慮なくご相談ください。


入れ歯の治療は医療費控除の対象になりますか?

義歯の製作は、医療費控除の対象になります。医療費控除は、支払った医療費が一定額を超えた場合に、所得税の一部を還付または控除できる制度です。義歯の製作にかかる費用は、病気やケガの治療の一環として認められるため、控除対象に含まれます。具体的には、義歯の製作費用、診察費用、検査費用、材料費、技工料などが控除対象となります。
医療費控除を受けるためには、支払った医療費の領収書や明細書を保存し、確定申告時に提出する必要があります。控除の具体的な対象範囲や申告方法については、国税庁のガイドラインや担当の税理士に確認することをお勧めします。


洗浄剤、部分入れ歯用と総入れ歯用とありますが何が違うんですか?

義歯洗浄剤には部分入れ歯用と総義歯用があります。両者には違いがあります。
部分入れ歯には金属クラスプやレジン(プラスチック)部分が含まれることが多いため、部分入れ歯用洗浄剤はこれらの素材に対して安全である必要があります。金属部分を腐食させない成分を含むことが一般的です。
どちらのタイプの洗浄剤も、義歯を清潔に保ち、口腔内の健康を維持することを目的としていますが、使用される素材や構造に応じて成分が調整されています。 入れ歯の大きさではなく、構造に金属を含むかどうかで、含む場合は部分入れ歯用を選択しましょう。


入れ歯が壊れたときの対処法は?

入れ歯の破損の状態によって修理ができる場合と、入れ歯の作り直しが必要な場合に分かれます。注意点としては①壊れた入れ歯を使い続けない②自己流で修理しない③歯科医院に行くの3点を守ってください。壊れた状態で使い続けると多くの場合破損が進行してしまいます。①②どちらの場合も修理で対応できたものが、破損が進むことで作り直しが必要になってしまうことがあります。壊れた部分で歯ぐきなど口の中を傷つけてしまうこともあります。壊れた入れ歯の継続使用の可否、修理の判断は専門家である歯科医師が行いますので、早めに歯科医院に連絡お願いします。